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2008年03月23日

TRIZを用いて地域企業の技術課題の分析を試みる。

この週末は、TRIZをベースにした地域企業大規模アンケートの分析に取り組んでいました。

なかなかTRIZはマニアックで普及しませんね。と多くの方から言われます。高度な手法であり効果は高いのでしょうが、とも。

TRIZの知識体系は実は発想法だけじゃないと一年くらい前から思ってました。今回のアンケート調査(それは非常にチャレンジングなものでしたが)で、TRIZを地域産業支援を行う人が使えるナレッジセットである可能性が高いと確信しました。

TRIZの創始者アルトシュラー。彼が幅広い知見からTRIZを体系化したわけですが、彼が創り出したパラメータ(39の技術特性)は、技術課題把握の際に、非常によく状況が見える物差しである。と感じました。

技術コンサルティングにちかい職場で働く非コンサルタントは、世の中に結構いますが、彼らが社会の技術課題のヒアリングをする際にそれらは非常に有効な知識セットとして活用となるとおもいます。(技術課題の把握に役立つ)。今年の宮城TRIZ研究会は、そうした知の活用の新しい提案を行っていきたいと思います。夏にTRIZシンポジウムがありますが、そこに間に合うように、急ピッチで作業を進めたいと思います。
posted by 宮城TRIZ研究会 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | Mi-TRIZ 調査レポート