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2008年09月11日

TRIZシンポジウム2008で開発したツールを発表しました。

TRIZシンポジウムの二日目です。今日は特に興味深かったのは、ポスターセッションで産能大の黒澤さんがご発表なされたお話でした。TRIZを学問、科学として、とらえて考えていく、というお話でした。

詳しいことを書いてしまうのは避けておきますが、私はこの発表はとても興味深く聞かせてもらいました。MOTの大学院生は時々TRIZを対象に研究論文を書きたい、と思うことがあります。(私もかつてそうでした)しかし、TRIZがノウハウや実用手法であってアカデミアの議論に乗ってこないじゃないか、と本人や指導教官は、判断してしまいます。なので、あまりアカデミアの参画が見られていない、のだとおもいます。TRIZは結果を出すものであって、アカデミアの視点は副次的、というものなんだろうか、と感じていたのですが、黒澤さんやTRIZのベテランの方々の問題意識や視点を聞いて、必ずしもそうではない(アカデミックな議論の土俵に十分上がるものだ)とおもいました。


さて、宮城TRIZ研究会の発表について、報告をします。

二日目の今日、午後一番で、発表をさせていただきました。(その説明は動画に残せなかったのですが、何らかの方法でビデオラーニングができるようなものを考えます)[講演のファイルは昨日のブログに掲載]

今日のブログでは、報告したツール群の説明ビデオをアップします。(この発表の朝、早起きをして窓際で撮影したので光の具合が徐々に変わっていたり、浴衣の袖が映り込んでおります)



■アイテム1■
黄色い40枚のカード「智慧カード」
(これだけは、2007年に開発したアイテムです)





■アイテム2■
選ぶ負担感の少ない表「小さいマトリックス」




■アイテム3■
技術的な発想を促すノート「技術的ブレークスルー・ノート」




■アイテム4■
進化トレンドを3グループに分けたシート「新製品の指針シート」


【注意】このアイテムに引用した「31の進化トレンド」は、著者に特別に許可をいただいて引用しています。




「あのツール、使い方って、どうするんだっけ?」というときには、ぜひ見てみてください。

少しでも多くの企業さんが、チャレンジに踏み出し新しい価値を創造していくことに、こうしたツール提供を通じて貢献できたらば、幸いです。
posted by 宮城TRIZ研究会 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | TRIZシンポジウム2008