今回は、TRIZの「理想解」という手法で「新製品のコアアイデアをゼロから考案する」ことを皆で行いました。
【1.初めの20分】
「理想解」についての記事「斬新なアイデアを30分で思いつく方法――TRIZ、再び」(ITmedia Biz.ID 2008年7月7日)を投影しながら、手法の説明をしました。
【2.次の20分】
その手法を簡単にしたシートで、新製品を考案するプロセスを、参加者の皆さんに実践していただきました。各自で発想です。手順を、一枚のシートにし配布ました。(クリックでダウンロードできます)。
新製品のコア・アイデア考案シート

シートの使い方説明ビデオ(4分)
7割くらいの方が、シートをだいたい埋めて、新製品のコアアイデアを発案する、というところまで行き着いていました。実は私としては予想以上でした。
【3.最後の20分】
その後、4人一組になり、アイデアを皆でブレインストーミングしてました。(アイデアの相互検討)。この分科会は、企業の方は毎回、かわりますので、ほぼ全員、初めての顔合わせ。それでも、かなり活発に意見交換をされていました。
【4.その後】
予定していた1時間がすぎたところで、分科会としてはひとまず終了し、希望者はのこってアイデア出しの続きをどうぞ、という、オープンな状況にしました。ほとんど皆さんが時間いっぱい(19:50)までいらっしゃいました。
(次回予告)
「属性分析」という手法をご紹介します。「属性分析」はとても、シンプルな分析手法ですが、複雑な状況下で、問題解決のアイデアを出すには非常に有効な手法です。ご興味ある方は、ぜひおいで下さい。
次回のご案内
◆日程:10月16日(木)18時〜
◆場所:アエル8階
◆内容:複雑な状況をシンプルに分析して発案を引き出す『属性分析』。「説明」→「個人で発想手法を実践」→「ブレインストーミング(小グループでアイデア出し)」を行います。
◆申込方法:メールタイトル【参加申込】TRIZ分科会
・お名前、所属機関、職務(任意)、特にお聞きになりたいこと(任意)を記載の上、下記までお申し込みください。
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◆定員:12名(予定)