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2008年10月31日

バリュー・エンジニアリング 第249号

VE_TRIZ_ishii_01.jpg

2008年11月1日発行の『バリュー・エンジニアリング 第249号』に、私の講演(夏に大阪でおこなったもの)の要約を掲載していただきました。(P4〜12)

●講演
 アイデア発想促進のための智慧カード
  宮城TRIZ研究会

講演でしゃべった言葉を忠実に文字お越ししていただき、そこに加筆修正したものです。

VE_TRIZ_ishii_02.jpg

講演を文字お越ししていただいた内容が非常に正確であったことにとても驚きました。なので、私も一字一句、文章として意味が通るか(特に、スライドがないので、ここ、そこ、という指示後や、身ぶりで説明したところ)を、チェック・修正をさせてもらいました。文字になってしまうととても冷たい感じのする部分については、話者補足、というのを入れさせてもらい、文字でもできるだけ意図が伝わるように、してみました。

掲載内容は、VE協会殿のご厚意で、
近日、宮城TRIZ研究会に掲載させてもらいます。

掲載された講演の内容について、あるいはTRIZや創造性支援のプロセスなどについて、ご質問があれば、いつでもお気軽にご相談ください。挑戦するあなたをいつも歓迎いたします!

posted by 宮城TRIZ研究会 at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | TRIZセミナーレポート2008

2008年10月21日

英語版智慧カードのデザイン作業

智慧カードの英語バージョンをデザインしていました。

TRIZ_Brainstorming_Card.jpg

英訳自体は、私がしたわけではないのですが、カード化するにあたって、なんども文章を読み、改行の自然さを検討する過程をくりかえし体験することで、英語に対する抵抗がさがりました。

もうすぐ、世の中に出します。ご期待下さい。
posted by 宮城TRIZ研究会 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | Mi-TRIZ 2008年

2008年10月16日

仙台コーディネータ協議会「TRIZ分科会」第四回を開催しました。

(ずいぶん前のことの報告ですが、バックデートで記入します)10月16日。TRIZ分科会第四回を開催しました。企業の方とコーディネータの方にご参加いただきました。企業の方が4割、コーディネータ6割、という構成でした。

今回は、USITの「属性分析」という手法で「課題を列挙していき、改良アイデアを発案する」ことを皆で行いました。

今回は、人数が密接にできる規模であったため、初の試みですが、ホワイトボードを用いて、板書しながら説明しつつ、ときおり、皆さんの意見やアイデアをもらいつつ、というスタイルで行いました。

今回の発想支援シートは、以下のものを配布いたしました。
技術問題をシンプルに分析して、発想を引き出すシート

困りごとを列挙していき、それを2つのグループに振り分けていくだけ、という極めて簡単な分析法で、意外なアイデアも見つけることが出来ます。ぜひ一度おためしください。

なお、今回の様子は、ビデオに撮りましたので、ダイジェスト(3分)でお伝えします。最初の1分は、どんどん進んでいます。残り2分は、特に通常は出しにくいアイデアを発案するきっかけとなった部分をお伝えしています。(ちょろQ型タイヤ方式、別置き砂袋式)






(次回予告)

次回でいよいよ、この分科会は最終回です。最終回である12月は「9画面法(9 windows)」という手法をご紹介します。近い未来に高い確度で誕生する商品アイデアを9つのステップで順を追って出してゆける非常に有効な手法です。ご興味ある方は、ぜひおいで下さい。


次回のご案内

◆日程:12月18日(木)18時〜
◆場所:アエル8階
◆内容:近い未来に高い確度で誕生する商品アイデアを9つのステップで順を追って出してゆける方法『9画面法』
「説明」→「実践(ブレインストーミング:小グループでアイデア出し)」を行います。
◆申込方法:メールタイトル【参加申込】TRIZ分科会
・お名前、所属機関、職務(任意)、特にお聞きになりたいこと(任意)を記載の上、下記までお申し込みください。
***
◆定員:16名(予定)

※最終回は特別に、スタートもしくは終わりの30分間、
 地域企業の技術課題のアンケート調査の
 集計結果の公表を予定しています。
posted by 宮城TRIZ研究会 at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | Mi-TRIZ 2008年

2008年10月15日

ガイデッド・ブレインストーミング

先日、TRIZシンポジウムでガイデッド・ブレインストーミング、という言葉を聞きました。産能大の黒澤先生にお話をお伺いしたときのことです。ガイドされたブレスト。いいコンセプト、ですね。

産能大のGBツールキットをまだ見たことがありませんが、きっとおもしろい、優れたナレッジセットだとおもいます。11月からASP提供されるそうです。楽しみですね。

それはさておき、すこし、ガイデッド・ブレインストーミング、ということについて考えてみたいと思います。

ブレスター(ブレインストーミング・マスター)はカードゲーム形式ですが、一種のガイドされたブレスト、にはいるかもしれません。また、プロのファシリテータが入るブレストも、ガイドされたブレスト、という範疇にはいるかもしれません。広義では。

狭義にいえば、シネクティクスの数段階にわけたブレインストーミングや、方向性づけと適度な粒度にきりわけた項目をアイテマイズ発想していくようなスタイルのアイデア出しが、それに当たると思います。

ブレストのルール自体は、創造的な心理様式の活用のためのガイドライン、だと私のプロジェクトチームでは考えています。ブレストをする、というのは、一種の創造的な心理様式をガイドされた活動をする、ということなので、ガイデッド・ブレインストーミング、というのは、重複気味な概念になるか、と厳密に考えればおもいますが、ブレストのルール、ということで、心理様式(あるいはメンタルアティテュード)はガイドされていますが、発案していくそのもののプロセスは、ガイドされておらず、参加者にゆだねら得ています。するといいこと、してはいけないこと、だけが示されていて、どういう方向にすすめ、なにをせよ、ということがないのです。

なので、ガイデッド・ブレインストーミングとしては、手順やプロセス的な面をガイドするブレスト、とかんがえれば、非常に理のあることだとおもいます。

ブレストに限定せず、ガイデッド・アクション、という行為の本質はなんだろう、としばし考えてみていました。次のことがあげられるかもしれません。

ガイデッド・アクションの3要素(MiTRIZ私案)

1.狭さ
エリアを制限されている、あるいは、取り得る選択肢・自由度が狭い
(これは、発想にとっては良いこと。制限は創造性を引き出す)

2.方向性
進むべき方向が、明示的に付与されている
(明確なゴールは、自発的な力を引き出しやすい)

3.手順
プロセスは、本質のみを残したシンプルな単動作を1単位として、その並んだものとして提示される(プロセスの分岐は非常に少ない)
(シンプルにすることで、短時間で熟達する)


ある種の、知識学習ゲームなどは、こうした3要素を根底にもっているように思います。
posted by 宮城TRIZ研究会 at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | TRIZとは&TRIZに関する考察

2008年10月11日

ご案内:TRIZ分科会「技術問題をシンプルに分析して、発想を引き出す」

16日に、以下の場を提供します。
毎回の内容は独立した内容なので、
初めておいでになる方でも気軽に学んでいただけます。
テーマにご興味あれば、ぜひお気軽においで下さい。


◎せんだいコーディネータ協議会「TRIZ分科会(第4回)」のご案内
〜技術問題をシンプルに分析して、発想を引き出す方法〜

どんな市場も成長・熟成し、いずれは縮小します。
その分、新しい市場が生まれます。徐々に移動していくあなたの市場に
乗り続けるには大なり小なり、つねに変化していく必要があります。

製品の改良アイデアや開発アイデアを効果的に発案する手法の一つに
TRIZ(トゥリーズ)という手法があります。

せんだいコーディネータ協議会のTRIZ分科会は、企業の方にTRIZ手法を
使って、アイデアを見つけるための場を作りました。
ご興味のある方は、お気軽にご参加ください。

※せんだいコーディネータ協議会は、地域経済の活性化を目的とする組織です。
経済産業振興に携わる業務を行う企業・公的機関等の専門家120名から構成。
詳しくはこちら
http://www.miyagi.jst-plaza.jp/sendai-2s/index.html

※TRIZとは
・技術的ブレークスルーの40パターン
・優れた開発者・事業家の考案ステップを分析・簡素化した手順
などを使って、改良・開発を効果的に推進する手法です。

◆主催
せんだいコーディネータ協議会

◆共催
宮城TRIZ研究会

◆日時
平成20年10月16日(木) 18:00〜20:00

◆場所
アエル8階 812号室 (仙台市青葉区中央1-3-1)

◆対象者
・改善アイデアを量産したい方
・開発等に使えるシンプルなアイデア発想法を知りたい方
(企業規模、職種不問)

◆内容
【技術問題をシンプルに分析して、発想を引き出す方法】
USIT(TRIZを発展させた手法)には、
「複雑な状況でも、問題をシンプルに分析して
自然とアイデアを引き出していく方法」があります。

(1)手法説明(10分程度)
(2)手法を用いて実際に、シンプルな分析とアイデア出し(20分程度)
(3)(希望者が提示するテーマで)小グループの相互検討
さらにアイデアを広げます(20分程度)

※19:00で終了しますが、アイデア出しの延長、質問、開発の
困りごと相談は、最大で20:00まで可能です。


◆参加費
無料

◆定員
12名(定員になり次第締め切らせていただきます)

◆お申込締切
平成20年10月14日(火)

posted by 宮城TRIZ研究会 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | Mi-TRIZ 2008年

ご案内:TRIZ分科会「技術問題をシンプルに分析して、発想を引き出す」

16日に、以下の場を提供します。
毎回の内容は独立した内容なので、
初めておいでになる方でも気軽に学んでいただけます。
テーマにご興味あれば、ぜひお気軽においで下さい。


◎せんだいコーディネータ協議会「TRIZ分科会(第4回)」のご案内
〜技術問題をシンプルに分析して、発想を引き出す方法〜

どんな市場も成長・熟成し、いずれは縮小します。
その分、新しい市場が生まれます。徐々に移動していくあなたの市場に
乗り続けるには大なり小なり、つねに変化していく必要があります。

製品の改良アイデアや開発アイデアを効果的に発案する手法の一つに
TRIZ(トゥリーズ)という手法があります。

せんだいコーディネータ協議会のTRIZ分科会は、企業の方にTRIZ手法を
使って、アイデアを見つけるための場を作りました。
ご興味のある方は、お気軽にご参加ください。

※せんだいコーディネータ協議会は、地域経済の活性化を目的とする組織です。
経済産業振興に携わる業務を行う企業・公的機関等の専門家120名から構成。
詳しくはこちら
http://www.miyagi.jst-plaza.jp/sendai-2s/index.html

※TRIZとは
・技術的ブレークスルーの40パターン
・優れた開発者・事業家の考案ステップを分析・簡素化した手順
などを使って、改良・開発を効果的に推進する手法です。

◆主催
せんだいコーディネータ協議会

◆共催
宮城TRIZ研究会

◆日時
平成20年10月16日(木) 18:00〜20:00

◆場所
アエル8階 812号室 (仙台市青葉区中央1-3-1)

◆対象者
・改善アイデアを量産したい方
・開発等に使えるシンプルなアイデア発想法を知りたい方
(企業規模、職種不問)

◆内容
【技術問題をシンプルに分析して、発想を引き出す方法】
USIT(TRIZを発展させた手法)には、
「複雑な状況でも、問題をシンプルに分析して
自然とアイデアを引き出していく方法」があります。

(1)手法説明(10分程度)
(2)手法を用いて実際に、シンプルな分析とアイデア出し(20分程度)
(3)(希望者が提示するテーマで)小グループの相互検討
さらにアイデアを広げます(20分程度)

※19:00で終了しますが、アイデア出しの延長、質問、開発の
困りごと相談は、最大で20:00まで可能です。


◆参加費
無料

◆定員
12名(定員になり次第締め切らせていただきます)

◆お申込締切
平成20年10月14日(火)

posted by 宮城TRIZ研究会 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | Mi-TRIZ 2008年