5月22日。せんだいコーディネータ協議会で、各分科会の報告ほかがありました。
私が幹事を務めたTRIZ分科会(宮城TRIZ研究会と合同開催)について私から報告をいたしました。
TRIZbunkakai_houkoku.zip
報告をまとめてかいてみますと、
5回開催で、地域企業とコーディネータから合計で50名に参加してもらえました。
内容は、アイデア創出の実践です。TRIZを毎回使っています。
なぜ、こうした活動を選定したのかは、以前の地域の技術課題の調査レポートをもとに、こう考えています、ということを、レポートを引用しながらご説明しました。
新製品や新事業の初期的アイデアを創出する活動が必要である。
私たちの調査はそのように結論し、提案しています。
厳しい経済状況だからこそ、付加価値率をあげるには、競争力のある新製品企画をしていく必要があります。量的に稼いで収益を上げるモデルは縮小経済においては相当に難しい道ですから。
2009年05月22日
2009年05月21日
メキシコからの連絡をもらいました
TRIZシンポジウムで発表してきた内容が、英語で紹介されたのをメキシコの方が見て、資料を、とのことでご連絡をいただきました。
英語でのやりとり。
私に書けるのは2行まで。
なので、余計なことを書かずにシンプルに本質だけ。
自分たちのした活動が言葉の壁を越えて海外から興味を持ってももらえたことはうれしいですね。
智慧カードの英語版「Idea Pop-up Cards」も、もちろん、英語圏へのアイテム輸出を考えてのころでしたが、これはいとして英語をとりいれましたので、オーストリアやイスラエルに出荷したのも、あり得ると思っていました。
でも、完全日本語だけで発表した成果を、海外からお問い合わせをいただいた今回は、予想を超えている出来事でした。
実は昨日、今年のTRIZシンポジウムへのエントリーをしました。
余談:TRIZ協会は締め切りを今週月曜日だったを来週中旬に伸ばしています。(まだ、間に合います。このページをご覧の方で、せっかく参加するならポスター発表しませんか?)余談終わり。
エントリーには英語のアブストラクトもあります。英語が苦手なので本当にストレスを感じながら書くのですが、でも、このメキシコの件もあって、英語でできるだけ伝わるような、文章構造をつくろう、という意識がありました。
機械翻訳にかけて英語訳するのですが、日本語を書いたら一度、英語的に文章をなおして、それからかけるようにしました。
主語、動詞、目的語。
この繰り返しの文章だとかなりいい感じにやくしてくれます。すくなくとも私がゼロから英語を発想するよりはよほどましです。
英語ができない人が、英語の人向けに最大限できる努力のあり方として、英語っぽいフォーマットで文章をつづる、ということがあるはずだ、と思いながらエントリーを書く作業をしていました。(文章1)
ちなみに上記の文章を、そういう観点で加工するなら
英語ができない人は機械で翻訳をする。
機械はフォーマルな文体を翻訳するのは得意。
なので、英語の出来ない人の最大の努力は、英語っぽいフォーマットで文章をつづることだ。
私は、そう思った。(文章2)
かな、とおもいます。文章の意図レベルまでいちど
概念におりて、それを再度、短文で再構成しています。
ちなみに、文章1と文章2をエキサイト翻訳にかけて見ますとこうなります。
文書1
Work that the person who was not able to speak English spelt sentences by the format like English as an ideal way of the effort by finishing the maximum for an English person to write the entry while thinking that there would be was done.
(滅茶苦茶です…。まず、一読して、文の構造が分かりません。)
文章2
The person who cannot speak English translates with the machine.
The machine is good at the translation of a formal style.
The maximum effort of the person who cannot speak English is to spell sentences by the format like English.
I thought so.
(非英語圏の人が、こう言ったら、意図はくめるかな、と)
私の開発チームの中に英語に接するように、仕向けてくれる人がいます。私は「え?英語?面倒だなぁ」と内心おもったり(笑)。でもその風に身を置いていることは少なからず影響を受けています。
創造的に英語使用したい
(修得しなくてもいいので使用したい)。
とおもっています。
英語以外の複数の言語を同時に学習してみる、とか
なにか自分の気に入るやりかがが発見できれば、
多分、かなりボタンを押すように、使える気がするんですが、
それが何かはわかりません。
ただ、外国の言葉を使うのは、
認知と発想と知識で構成されていると思います。
知識は500後ぐらいは日本人はあります。
それを組み合わせて再表現できない概念はとても少ないはずです。
であれば、認知力(耳と目)と言語ベース思考を変換する発想力(母国の言語での思考→概念化→外国の言葉での思考)なんだろうなぁと。
実際、IDEOにいって1時間を超えたあたりからは、これをしていました。戻ってくると、認知と発想が急激に、母国語に最適化されてしますのですが。
タイトルとかなり離れた話になってしまいました。
英語でのやりとり。
私に書けるのは2行まで。
なので、余計なことを書かずにシンプルに本質だけ。
自分たちのした活動が言葉の壁を越えて海外から興味を持ってももらえたことはうれしいですね。
智慧カードの英語版「Idea Pop-up Cards」も、もちろん、英語圏へのアイテム輸出を考えてのころでしたが、これはいとして英語をとりいれましたので、オーストリアやイスラエルに出荷したのも、あり得ると思っていました。
でも、完全日本語だけで発表した成果を、海外からお問い合わせをいただいた今回は、予想を超えている出来事でした。
実は昨日、今年のTRIZシンポジウムへのエントリーをしました。
余談:TRIZ協会は締め切りを今週月曜日だったを来週中旬に伸ばしています。(まだ、間に合います。このページをご覧の方で、せっかく参加するならポスター発表しませんか?)余談終わり。
エントリーには英語のアブストラクトもあります。英語が苦手なので本当にストレスを感じながら書くのですが、でも、このメキシコの件もあって、英語でできるだけ伝わるような、文章構造をつくろう、という意識がありました。
機械翻訳にかけて英語訳するのですが、日本語を書いたら一度、英語的に文章をなおして、それからかけるようにしました。
主語、動詞、目的語。
この繰り返しの文章だとかなりいい感じにやくしてくれます。すくなくとも私がゼロから英語を発想するよりはよほどましです。
英語ができない人が、英語の人向けに最大限できる努力のあり方として、英語っぽいフォーマットで文章をつづる、ということがあるはずだ、と思いながらエントリーを書く作業をしていました。(文章1)
ちなみに上記の文章を、そういう観点で加工するなら
英語ができない人は機械で翻訳をする。
機械はフォーマルな文体を翻訳するのは得意。
なので、英語の出来ない人の最大の努力は、英語っぽいフォーマットで文章をつづることだ。
私は、そう思った。(文章2)
かな、とおもいます。文章の意図レベルまでいちど
概念におりて、それを再度、短文で再構成しています。
ちなみに、文章1と文章2をエキサイト翻訳にかけて見ますとこうなります。
文書1
Work that the person who was not able to speak English spelt sentences by the format like English as an ideal way of the effort by finishing the maximum for an English person to write the entry while thinking that there would be was done.
(滅茶苦茶です…。まず、一読して、文の構造が分かりません。)
文章2
The person who cannot speak English translates with the machine.
The machine is good at the translation of a formal style.
The maximum effort of the person who cannot speak English is to spell sentences by the format like English.
I thought so.
(非英語圏の人が、こう言ったら、意図はくめるかな、と)
私の開発チームの中に英語に接するように、仕向けてくれる人がいます。私は「え?英語?面倒だなぁ」と内心おもったり(笑)。でもその風に身を置いていることは少なからず影響を受けています。
創造的に英語使用したい
(修得しなくてもいいので使用したい)。
とおもっています。
英語以外の複数の言語を同時に学習してみる、とか
なにか自分の気に入るやりかがが発見できれば、
多分、かなりボタンを押すように、使える気がするんですが、
それが何かはわかりません。
ただ、外国の言葉を使うのは、
認知と発想と知識で構成されていると思います。
知識は500後ぐらいは日本人はあります。
それを組み合わせて再表現できない概念はとても少ないはずです。
であれば、認知力(耳と目)と言語ベース思考を変換する発想力(母国の言語での思考→概念化→外国の言葉での思考)なんだろうなぁと。
実際、IDEOにいって1時間を超えたあたりからは、これをしていました。戻ってくると、認知と発想が急激に、母国語に最適化されてしますのですが。
タイトルとかなり離れた話になってしまいました。
2009年05月15日
宮城TRIZ研究会の成果物一覧
当会の作ってきた成果物をここにまとめてみます。
カードツール「智慧カード」
全カードコンテンツは
http://triz.sblo.jp/archives/20070814-1.html
にて閲覧できます。
実物がほしい、という場合は、アマゾンから入手もできます。
アマゾン
カードツール「Idea Pop-up Cards」
智慧カードを英訳してマニュアルを充実したものです。
アマゾンから入手もできます。
アマゾン
調査レポート「中小企業の技術トレンドと技術課題」
当会が地域の製造業系中小企業におこなったアンケート調査の結果をまとめたものです。宮城県エリアの企業はどういった技術課題を持っているのか、について参考資料としてご覧ください。またTRIZはその課題についてどのようなアドバイスをするのか、についても後半部で紹介しています。
無料ダウンロード
中小企業向けの簡易TRIZツール(1)「小さいマトリックス」
上記の調査を元に分かったことは、技術課題上位8つだけで全回答の大半を占める、ということでした。それを踏まえて、上位8課題のみへダウンサイジングした矛盾マトリックを作成ました。大きすぎると選ぶ負担感が大きくて見る気がしない、という初心者の心理的な壁を低くする「軽い道具」になれば、と思っています。また、矛盾問題に追い込めない初心者は「○○を改善したい」というものだけがあるものですが、それについての一定の示唆も提示するようになっています。
無料ダウンロード triz_small_matrix.pdf
中小企業向けの簡易TRIZツール(2)「新製品指針シート」
上記の調査で分かったことは、31の進化トレンドのうち、多くの抽象企業が経験しているものは、一部のトレンドに集中している、ということでした。残りのトレンドは、どの企業もまったくない経験していないものと、少数だけれども経験しているものがありました。それらを自社の開発の際の指針にしよう、という主旨で整理したものです。主流となる開発なら、多くの企業の進化トレンドをねらい、まったく他者とちがったを開発を望むならば、ほとんどの企業で経験していないトレンドを狙います。簡単なシートですが戦略的な開発に使ってもらえたら幸いです。
無料ダウンロード triz_d_strategy_sheet.pdf
中小企業向けの簡易TRIZツール(3)「技術的ブレークスルー・ノート」
現場に入って技術課題を伺って、その上でTRIZを適用して、発明原理から発案をする、という長いプロセスを何とか、自分だけでおこなえる道具を作れないか、とかんがえてつくったノートです。現場で技術課題があった時にひらき、課題のページを選びます。そのページは発明原理の示すナンバーに相当する智慧カードの発想フレーズがあり、発想の手順も書いてあります。それに記入するだけで結構なアイデアを引き出せるようになっています。
無料ダウンロード triz_idea_note.pdf
そして・・・
近日プレスリリースを打つ予定の新しいアイテム
「新製品アイデア会議用ボード」が最近完成しました。
とつとつと開発者自ら語っております
カードツール「智慧カード」
全カードコンテンツは
http://triz.sblo.jp/archives/20070814-1.html
にて閲覧できます。
実物がほしい、という場合は、アマゾンから入手もできます。
アマゾン
カードツール「Idea Pop-up Cards」
智慧カードを英訳してマニュアルを充実したものです。
アマゾンから入手もできます。
アマゾン
調査レポート「中小企業の技術トレンドと技術課題」
当会が地域の製造業系中小企業におこなったアンケート調査の結果をまとめたものです。宮城県エリアの企業はどういった技術課題を持っているのか、について参考資料としてご覧ください。またTRIZはその課題についてどのようなアドバイスをするのか、についても後半部で紹介しています。
無料ダウンロード
中小企業向けの簡易TRIZツール(1)「小さいマトリックス」
上記の調査を元に分かったことは、技術課題上位8つだけで全回答の大半を占める、ということでした。それを踏まえて、上位8課題のみへダウンサイジングした矛盾マトリックを作成ました。大きすぎると選ぶ負担感が大きくて見る気がしない、という初心者の心理的な壁を低くする「軽い道具」になれば、と思っています。また、矛盾問題に追い込めない初心者は「○○を改善したい」というものだけがあるものですが、それについての一定の示唆も提示するようになっています。
無料ダウンロード triz_small_matrix.pdf
中小企業向けの簡易TRIZツール(2)「新製品指針シート」
上記の調査で分かったことは、31の進化トレンドのうち、多くの抽象企業が経験しているものは、一部のトレンドに集中している、ということでした。残りのトレンドは、どの企業もまったくない経験していないものと、少数だけれども経験しているものがありました。それらを自社の開発の際の指針にしよう、という主旨で整理したものです。主流となる開発なら、多くの企業の進化トレンドをねらい、まったく他者とちがったを開発を望むならば、ほとんどの企業で経験していないトレンドを狙います。簡単なシートですが戦略的な開発に使ってもらえたら幸いです。
無料ダウンロード triz_d_strategy_sheet.pdf
中小企業向けの簡易TRIZツール(3)「技術的ブレークスルー・ノート」
現場に入って技術課題を伺って、その上でTRIZを適用して、発明原理から発案をする、という長いプロセスを何とか、自分だけでおこなえる道具を作れないか、とかんがえてつくったノートです。現場で技術課題があった時にひらき、課題のページを選びます。そのページは発明原理の示すナンバーに相当する智慧カードの発想フレーズがあり、発想の手順も書いてあります。それに記入するだけで結構なアイデアを引き出せるようになっています。
無料ダウンロード triz_idea_note.pdf
そして・・・
近日プレスリリースを打つ予定の新しいアイテム
「新製品アイデア会議用ボード」が最近完成しました。
とつとつと開発者自ら語っております
2009年05月11日
TRIZホームページでご紹介いただきました
TRIZの第一人者である中川徹教授の運営するTRIZホームページにて、私が会長をと詰める宮城TRIZ研究会の発表内容をご紹介頂きました。
TRIZホームページ内の紹介ページはこちら
同サイトの英語版はこちら
中川先生のような超多忙な方から、このように大変丁寧にご紹介たいだいて、本当に恐縮しています。しかも英語版の発信は、英語の苦手な私たちにとって、とても貴重な情報発信となっています。
なお、私たち宮城TRIZ研究会は、
2007年は、智慧カードを
2008年は、3つのツールを
(小さいマトリックス
新製品指針シート
技術的ブレイクスルーのためのワークシート)
を制作・発表してきました。
今年2009年は?というと
あるアイテムを制作しているのですが
タイミング的にぎりぎりなので悩ましい所です。
なんとか、社会に提供できるように、
全力を尽くしてみたいともいます。
こうして追い風のようにご支援をいただいている
方々の為にも。
TRIZホームページ内の紹介ページはこちら
同サイトの英語版はこちら
中川先生のような超多忙な方から、このように大変丁寧にご紹介たいだいて、本当に恐縮しています。しかも英語版の発信は、英語の苦手な私たちにとって、とても貴重な情報発信となっています。
なお、私たち宮城TRIZ研究会は、
2007年は、智慧カードを
2008年は、3つのツールを
(小さいマトリックス
新製品指針シート
技術的ブレイクスルーのためのワークシート)
を制作・発表してきました。
今年2009年は?というと
あるアイテムを制作しているのですが
タイミング的にぎりぎりなので悩ましい所です。
なんとか、社会に提供できるように、
全力を尽くしてみたいともいます。
こうして追い風のようにご支援をいただいている
方々の為にも。