9月1日。第三回TRIZシンポジウムの最終日です。三日間、朝から晩まで一緒にいるためか、かなり参加者同士の距離が縮んで会場のムードがこなれてきたように感じます。
午前中は、CREAXの方などのご講演が続きます。どれも貴重な話ばかり。ビジュアルやアイテムはTRIZにかぎらずオーディエンス(聴衆)の興味を引きますね。
午前中の終わりにポスターセッションの話者による2分程度のショートプレゼン。私は、その一番最後でプレゼンをさせてもらいました。(2分を越えてしまいました。すみません。。。)
Youtubeでその様子を公開しています。↓
午後は、そのポスターセッションです。1時間で20分3セット程度の説明を行ないます。私の発表にもTRIZエキスパートの参加者の方々は暖かく見守ってくれていました。ありがたいですね。
智慧カードの開発の動機「TRIZを簡単に体感してもらいたい」という思想は、TRIZに取り組み始めて年数の少ない方を中心に共感をもっていただけたようでした。
その後も講演が続きます。特に印象に残ったのが、アイデア社の桑原氏のご発表。「矛盾」と双璧をなすTRIZのナレッジ「技術システム進化」に関するもの。むずかしいと言われるTRIZのナレッジを、毎年三日目午後の時間帯で、同氏が平易な言葉とストーリー仕立てで解説(講演)してくれています。(TRIZ初心者には、貴重な内容だと思います。)
そのほかにも、沢山の知識がこの三日間にありました。TRIZの本質に関するお話。高度な活用事例。シンポジウムに参加するのは時間的にも金銭的にそれなりに投資がいるのですが、その価値は充分にあると私は思います。
なお、日本のTRIZは世界的に見ても参加者の多さが比肩するものなし、という領域にはいりつつあります。活用度の問題はこれからだとおもうのですが、潜在的に学ぼうとする人の裾野はひろいのだと、三日間を通じて感じました。
2007年09月01日
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