本格的な方法は、別の機会に譲るとして、アイデア出しの技法ワークショップ用に、簡易版にまとめてみると次のような作業になります。(注:Pughの方法論からアレンジしています。)
1、アイデア群から、主要なアイデアを選びリストアップする。
6〜10のアイデア。
(類似していても独立したアイデアであるとしたいものはリストに。)
2、比続的良いものを選び基準アイデアとする。
3、自チームが重要と考える評価基準(クライテリア)を3つ定める。
デフォルトは、「ユーザの効能」「コスト」「実現しやすさ」。
4、クライテリアでアイデアを評価する。
基準アイデアに対し、優れているもの「+」、同等「S」、劣っているもの「−」。
ディスカッションを通じて得られる洞察も大切。
5、クライテリア毎に「+」がついているアイデアのエッセンスを統合し
スターアイデアを作る。
統合できない場合は最も良いものを採用。
なお、時間が許せば、別の「比続的良い」コンセプトを基準コンセプトとして同様の作業をします。3回できるとベストです。
(参考文献)
TRIZホームページ
その1 19ページ
その2 5.4
MRIリサーチアソシエイツ(goldfire.jp)
その1 13ページ