もっとシンプルにして効果体験にフォーカスを絞ったものも出来ないだろうか、とずっと考えていて、ある部分を捨てることでシンプルさをぐっとあげることが出来そうなツールセットを企画しました。一人で考えて時々、効果的な合いの手がもらえることが、私はとても恵まれています。

ゲーム性を切り出して、さいの目の偶然に任せる。そんな視点で、シンプルでもゲーム性を十分にもたせることができないか、に取り組んでいます。それを幾度もシミュレーションしてみて、プレイヤーが楽しんでいる様子が思い浮かべられるまで推敲していきます。
作ると売るはセットで。
これは、システムインテグレーションの多喜さんの言葉です。商品として作ったら売ることも一緒にデザインしないと。いくらでうるか、誰にどのようにうるか、そんなことも「創る」作業には車の両輪として大切です。その点についても、アイテム創作のもう一方で考えています。