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2007年05月16日

プロトタイプ01で、テストプレイ。

5月15日。宮城TRIZ研究会の定例会をおこないました。今回は勉強会ではなく、独自ツールの開発をおこないました。

独自に開発中のカードツールの試作品を実際にユーザーにプレイしてもらいました。テストでは、3人でプレイ。内2名は、TRIZを全く知らない人物です。文系的なバックボーンでも十分に、TRIZ的発想を使ってもらえるようにつくったので、彼らのツール使用感はとても参考になりました。

0515.jpg

アイデア出しのテーマは『30秒をはかる砂時計を改良し、途中でも、即30秒を測りはじめることができるものを考案しよう』というもの。なかなか面白いアイデアが出ました。一秒に一粒落ちるようにして、羽根車でカウントして、30カウントで、かちん、と音がなる。そんな改良型砂時計を考案した人もいました。機構が複雑になることは、別途解決する必要がありますが、それはさておき、このアイデアだと、カウントアップをアナログダイヤルでセットできるようにできそうです。アナログだけれど、砂時計の測定長を変更することが出来る可能性もあり、なかなか秀逸。ちなみに、それを出した人は、文系の社会人一年目の方でした。

今回のユーザーテストで、かなり荒熱をとる材料が得られました。特に今のフェーズで絞るべきフォーカスが何であるかが、見えました。

ブレスターを体験している人たちでしたので「ブレスターに比べて楽しくない」とのこと。なるほど。技術思想をともなうアイデアはでるが、ゲームとしての楽しさ面では、大幅な設計変更の余地がありそうです。引き続き、ツール開発の取り組みは続きます。
posted by 宮城TRIZ研究会 at 02:27| Comment(0) | TrackBack(0) | Mi-TRIZ 2007年
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