本日、昨年末に計画した宮城TRIZ研究会の「定例会」が全12回、無事完了しました。
来年も動揺に実施する予定ですが、すこしスタイルや時間帯を変えるかもしれません。
今年最後の定例会では、Mi-TRIZの調査事業「県内企業の技術トレンドと、開発・技術課題に関するアンケート」の集計・分析の一部を報告しました。
ごく一部のみの分析ですが、興味深い傾向が見られました。この内容はさらに分析をすすめて、地域や学会などで適切な形で発表したいと思います。
なお、今年最後の定例会には、宮城県内企業のT社の社内USIT研究会(TRIZ研究会)のメンバーの方が参加されました。活動の様子をお互いに紹介しあい、とても勉強になりました。企業内のTRIZ研究会は、はるかに具体性・現実性が高く感心してうかがっておりました。
2007年12月14日
2007年09月20日
次の構想へ(定期勉強会の第9回目)
9月18日。宮城TRIZ研究会、定期勉強会の第9回目を行ないました。
早いもので、1月から12回連続勉強会を始めて、もう、9回です。後3回行なうと、この定期勉強会は終了。あらためて、来年も勉強会をするのか、あるいは別の形態で活動をするのか、残り3回で決めてゆきたいとおもいます。
当会が中心となって開発した智慧カードは、TRIZシンポジウムで知り合った方やITmediaさんの記事をご覧になられた方から、興味を持っていただき、全国に出荷させていただきました。9月上旬に、初めて開発を発表したこのカードツールが、わずか1ヶ月足らずで100近いオーダーをいただき、全国の方にお届けすることになるとは、予想できませんでした。TRIZをテーマにしたものなので、もっとゆっくりと、必要な方が見つけて買われてゆくだろうとおもっていたのですが。そんな現在の状況を会の中で報告させていただきました。
さて、TRIZをもっと簡単に活用してもらうために、そのツールは出来ました。道具が出来たので、次は、実際にツールを活用する活動、です。次のテーマは、TRIZを活用して実際に、製品開発のアイデアを出していく活動を展開したいと思います。
実際にそれが企業にとっての新商品のアイデアになれば幸いですし、そうでなければ、「TRIZをもちいて企画した、既存商品の革新アイデア集」といった形で世に提供していきたいと考えています。
幸い、私が、地元産業団体で、TRIZをテーマにした連載を持たせていただくことになりましたので、そこから、後者の活動を展開していくことは出来そうです。それを通じて前者のようなケースが出てくれば幸い。
宮城TRIZ研究会は、少数精鋭ですが、その活動の視点は、長期ビジョンで20年先の地域産業の発展を見つめています。智慧カードのような、分かりやすいモノばかりではないとおもいますが、20段の階段を上がったその先の未来には、ワンダーな未来があってほしい。そう思います。智慧カードは、階段の一段目に過ぎません。小さいけれども、大きな未来へ通じる確かな一歩として、当会は次の階段に歩みを進めます。
なお、私見ですが、宮城には20年の間に、非常に高い確率で、大規模地震が発生すると考えられます。防災、減災のアイテムは、未充足なニーズが多いと感じています。生き延びるというのは、生命体の本能ですが、それを高度に支援するアイテムを企画する、改善提案する、というのも、宮城独自の活動として、望ましいのではないかと思います。当会なりの社会への貢献は、まだまだ小さなものですが「この組織があってよかった、といってくれる人が、世界中にいるようなモノ(アイテムや情報・知識)を創る」そんな大志を抱きつつ、身の丈にあった速度で進んで行きたいと思います。
早いもので、1月から12回連続勉強会を始めて、もう、9回です。後3回行なうと、この定期勉強会は終了。あらためて、来年も勉強会をするのか、あるいは別の形態で活動をするのか、残り3回で決めてゆきたいとおもいます。
当会が中心となって開発した智慧カードは、TRIZシンポジウムで知り合った方やITmediaさんの記事をご覧になられた方から、興味を持っていただき、全国に出荷させていただきました。9月上旬に、初めて開発を発表したこのカードツールが、わずか1ヶ月足らずで100近いオーダーをいただき、全国の方にお届けすることになるとは、予想できませんでした。TRIZをテーマにしたものなので、もっとゆっくりと、必要な方が見つけて買われてゆくだろうとおもっていたのですが。そんな現在の状況を会の中で報告させていただきました。
さて、TRIZをもっと簡単に活用してもらうために、そのツールは出来ました。道具が出来たので、次は、実際にツールを活用する活動、です。次のテーマは、TRIZを活用して実際に、製品開発のアイデアを出していく活動を展開したいと思います。
実際にそれが企業にとっての新商品のアイデアになれば幸いですし、そうでなければ、「TRIZをもちいて企画した、既存商品の革新アイデア集」といった形で世に提供していきたいと考えています。
幸い、私が、地元産業団体で、TRIZをテーマにした連載を持たせていただくことになりましたので、そこから、後者の活動を展開していくことは出来そうです。それを通じて前者のようなケースが出てくれば幸い。
宮城TRIZ研究会は、少数精鋭ですが、その活動の視点は、長期ビジョンで20年先の地域産業の発展を見つめています。智慧カードのような、分かりやすいモノばかりではないとおもいますが、20段の階段を上がったその先の未来には、ワンダーな未来があってほしい。そう思います。智慧カードは、階段の一段目に過ぎません。小さいけれども、大きな未来へ通じる確かな一歩として、当会は次の階段に歩みを進めます。
なお、私見ですが、宮城には20年の間に、非常に高い確率で、大規模地震が発生すると考えられます。防災、減災のアイテムは、未充足なニーズが多いと感じています。生き延びるというのは、生命体の本能ですが、それを高度に支援するアイテムを企画する、改善提案する、というのも、宮城独自の活動として、望ましいのではないかと思います。当会なりの社会への貢献は、まだまだ小さなものですが「この組織があってよかった、といってくれる人が、世界中にいるようなモノ(アイテムや情報・知識)を創る」そんな大志を抱きつつ、身の丈にあった速度で進んで行きたいと思います。
2007年08月27日
TRIZシンポジウムの準備。
8月27日。TRIZシンポジウムの準備作業を行ないました。
8月30日〜9月1日、新横浜で行なわれ、国内外のTRIZの関連の方が発表をされます。私は、宮城のTRIZ研究会の会長として、TRIZを広く活用してもらうためのツール開発の事例を発表していきます。
TRIZとは:
創造的な技術開発の理論です。
ロシアのアルトシュラー氏が世界中の特許を分析して優れた特許が
もつ問題のブレークスルーのエッセンスに似たものがあることを発見し
それを40のパターンに整理して行ったものです。(他のナレッジもあります。)
宮城県の産業振興のために、その理論を非常に優しく意訳しなおして、現場でも楽しく簡単に使ってもらうためのカードツールを開発しました。「智慧カード(ちえかーど)」といいます。
地域の技術系企業さんの新商品開発の際に、TRIZ的な工夫の発想手法を活用してもらえたら幸いです。
そのような主旨で、今回の発表を行なってまいります。そのために、今日はツールのセット作業を。結構数量が多いので大変です。
ブレスターの開発と非常に相性がいいので、このカードツールの開発は非常にスムーズに行きました。しかし、実際にモノにして製造する、セット作業をするということになると、また別格の大変さがあります。
使ってくれた人の「新しいものが出来た」というシーンを想像しながら、とにかく準備作業を進めていました。
8月30日〜9月1日、新横浜で行なわれ、国内外のTRIZの関連の方が発表をされます。私は、宮城のTRIZ研究会の会長として、TRIZを広く活用してもらうためのツール開発の事例を発表していきます。
TRIZとは:
創造的な技術開発の理論です。
ロシアのアルトシュラー氏が世界中の特許を分析して優れた特許が
もつ問題のブレークスルーのエッセンスに似たものがあることを発見し
それを40のパターンに整理して行ったものです。(他のナレッジもあります。)
宮城県の産業振興のために、その理論を非常に優しく意訳しなおして、現場でも楽しく簡単に使ってもらうためのカードツールを開発しました。「智慧カード(ちえかーど)」といいます。
地域の技術系企業さんの新商品開発の際に、TRIZ的な工夫の発想手法を活用してもらえたら幸いです。
そのような主旨で、今回の発表を行なってまいります。そのために、今日はツールのセット作業を。結構数量が多いので大変です。
ブレスターの開発と非常に相性がいいので、このカードツールの開発は非常にスムーズに行きました。しかし、実際にモノにして製造する、セット作業をするということになると、また別格の大変さがあります。
使ってくれた人の「新しいものが出来た」というシーンを想像しながら、とにかく準備作業を進めていました。

2007年08月16日
宮城TRIZ研究会、智慧カード活用サイトの開設準備。
8月15日。宮城TRIZ研究会の今年最大の活動である智慧カードの開発、限定販売にむけて、カードの活用サイトの開設準備に追われています。

当初、仮で作っていたサイト、黒と黄色を中心にしたデザイン、サイトの情報構造を大幅に改造して、上記のようなサイトに仕上げるべく準備作業を急ピッチで進めています。
TRIZを学びたい人、技術的なアイデアを出したい人が、閲覧して活用出来るサイトを目指したいと思います。また、国内のTRIZ関連組織(大学、企業)にとっても、TRIZユーザの底上げ、ひいては、各組織へクライアントが増加することも、宮城からの一つの貢献ではないかと考えています。
いずれにしても、より沢山のチャレンジャーがこの地域やわが国から沢山出てくるように、いい物を提供していく所存です。智慧カードの開発も大変でしたが、一つ一つの原理について、活用のためのドキュメントを作っていくのはなかなか骨が折れます。なにせ、40パターンもあり、それぞれに深いですから。でも、私たちにしか出来ないこと、楽しく高度な知を学ぶツール開発、はなんとしてでもやり遂げたい。そう思います。
たぶんに不手際もあるかもしれませんが、ぜひ暖かく見守っていただけたら幸いです。完成まで、後もう少し。がんばります。

当初、仮で作っていたサイト、黒と黄色を中心にしたデザイン、サイトの情報構造を大幅に改造して、上記のようなサイトに仕上げるべく準備作業を急ピッチで進めています。
TRIZを学びたい人、技術的なアイデアを出したい人が、閲覧して活用出来るサイトを目指したいと思います。また、国内のTRIZ関連組織(大学、企業)にとっても、TRIZユーザの底上げ、ひいては、各組織へクライアントが増加することも、宮城からの一つの貢献ではないかと考えています。
いずれにしても、より沢山のチャレンジャーがこの地域やわが国から沢山出てくるように、いい物を提供していく所存です。智慧カードの開発も大変でしたが、一つ一つの原理について、活用のためのドキュメントを作っていくのはなかなか骨が折れます。なにせ、40パターンもあり、それぞれに深いですから。でも、私たちにしか出来ないこと、楽しく高度な知を学ぶツール開発、はなんとしてでもやり遂げたい。そう思います。
たぶんに不手際もあるかもしれませんが、ぜひ暖かく見守っていただけたら幸いです。完成まで、後もう少し。がんばります。
2007年07月21日
TRIZシンポジウムに向けて昼夜休日もなし。
このところ、やりたいことをやっているので、すごく沢山するべきことがあります。TRIZシンポジウムは、なかなか準備のための時間がかかります。しっかりした場なので提出書類や論文形式もかなり厳密に。
学会発表を博士課程で随分したので、ポスターでの参加のシンポジウムはそれなりにいけるだろうと思っていた部分がありましたね。聞いて下される方のために全脳力、知的生産能力、を傾けてこの数日は取り組んでいます。
論文8ページ、ポスターA1が2枚、アブストラクト、概要スライド、および、英語版。
全力ダッシュのマラソン、そんな気分で時計をふと見ると、日付が変わっています。時間がたつのを忘れるほど集中できるのはありがたい、ことですね。
学会発表を博士課程で随分したので、ポスターでの参加のシンポジウムはそれなりにいけるだろうと思っていた部分がありましたね。聞いて下される方のために全脳力、知的生産能力、を傾けてこの数日は取り組んでいます。
論文8ページ、ポスターA1が2枚、アブストラクト、概要スライド、および、英語版。
全力ダッシュのマラソン、そんな気分で時計をふと見ると、日付が変わっています。時間がたつのを忘れるほど集中できるのはありがたい、ことですね。
2007年07月17日
TRIZシンポジウムの発表の準備。
7月17日。宮城TRIZ研究会の定例会を開催しました。
今回は、締め切りの迫った「TRIZシンポジウム」の発表内容の検討を行いました。これまで開発してきた「智慧(ちえ)カード」の開発の背景、開発プロセス、コンテンツ内容、ユーザアンケートの結果と分析、などなど。及び、提出する論文に記載する情報の範囲についての検討を行いました。(ここが一番、検討時間をとりました。)
カード開発当初の思想に照らし合わせて、どう進めるべきかの選択肢をあげ、最終的に意思決定しました。かなり悩みましたが、やはり当初の思想を貫くことにしました。(あとは、やってみて、どうなるか、反応をみることにします。)
以下、既に、WEB上で公開されている「発表概要」ですが、再掲します。(約300文字)
―――――――――――――――――――――――――――――
概要:
宮城でTRIZのセミナーを行った際に、何割かの参加者はTRIZに興味を持った。しかし、自社に戻ってTRIZがなぜよいのか、TRIZとはどういうものなのかをうまく説明できない、という声が宮城TRIZ研究会(以下、当会、と記する)に複数寄せられた。その中でも、「創造作業を促進するとはどういうことなのかを周りの人に理解してもらいにくい」という課題が共通のものとして見られた。そこで当会では、TRIZが何なのかを知らずともチームゲームとして手軽に使え、一定量のアイデアだしを体験できるツールの開発に着手した。本発表では、当会が独自に開発したそのツールの内容と、ツール体験者の感想をもとに、ツールの効果について報告する。
―――――――――――――――――――――――――――――
今回は、締め切りの迫った「TRIZシンポジウム」の発表内容の検討を行いました。これまで開発してきた「智慧(ちえ)カード」の開発の背景、開発プロセス、コンテンツ内容、ユーザアンケートの結果と分析、などなど。及び、提出する論文に記載する情報の範囲についての検討を行いました。(ここが一番、検討時間をとりました。)
カード開発当初の思想に照らし合わせて、どう進めるべきかの選択肢をあげ、最終的に意思決定しました。かなり悩みましたが、やはり当初の思想を貫くことにしました。(あとは、やってみて、どうなるか、反応をみることにします。)
以下、既に、WEB上で公開されている「発表概要」ですが、再掲します。(約300文字)
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概要:
宮城でTRIZのセミナーを行った際に、何割かの参加者はTRIZに興味を持った。しかし、自社に戻ってTRIZがなぜよいのか、TRIZとはどういうものなのかをうまく説明できない、という声が宮城TRIZ研究会(以下、当会、と記する)に複数寄せられた。その中でも、「創造作業を促進するとはどういうことなのかを周りの人に理解してもらいにくい」という課題が共通のものとして見られた。そこで当会では、TRIZが何なのかを知らずともチームゲームとして手軽に使え、一定量のアイデアだしを体験できるツールの開発に着手した。本発表では、当会が独自に開発したそのツールの内容と、ツール体験者の感想をもとに、ツールの効果について報告する。
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2007年07月05日
大手メーカー殿にて創造手法の研修講師をしてきました。
7月5日。県内の某大手メーカ殿で、創造手法の研修講師を行ってきました。
メインは、ブレスターのカードセットとTRIZベースのカードツールをもちいた技術的なアイデア出しを行うゲーム。
それから、アイデアの効果的な収束の手法、アイデアを磨く手法、などをグループワークで体験してもらいました。
その後は、「ブレインストーミングの実際」といったブレストのルールがもつ意味合いなどをお話しました。また、「創造工学の手法概要」についても、どのようにチームの力を引出して、問題を打破していくか、ということもお話しました。
アンケートに答えていただいたのですが、難しかった、面白かった、楽しかった、といった回答をいただきました。今回の手法は、二時間に圧縮した創造手法のミニマム版でしたが、いずれチームを率いてお仕事をされるときに、今日体験していただいたことをエッセンスにして、活用していただけたら幸いです。
追記:
ブレスターを活用することで、複数のチームが同時にブレインストーミングを実践してもらえるようになりました。ブレスターは多くの方に喜んでもらえるように作ったツールですが、研修講師をする私が一番重宝しているのかもしれません。
なお、開発品である「智慧カード(TRIZベースのカードツール)」についてアンケートを書いていただいたのですが、技術系の方が多かった今回の研修ではなかなかの好評価でした。このあと、ツールとしての全体のデザインを仕上げるべく、がんばりたいと思います。
メインは、ブレスターのカードセットとTRIZベースのカードツールをもちいた技術的なアイデア出しを行うゲーム。
それから、アイデアの効果的な収束の手法、アイデアを磨く手法、などをグループワークで体験してもらいました。
その後は、「ブレインストーミングの実際」といったブレストのルールがもつ意味合いなどをお話しました。また、「創造工学の手法概要」についても、どのようにチームの力を引出して、問題を打破していくか、ということもお話しました。
アンケートに答えていただいたのですが、難しかった、面白かった、楽しかった、といった回答をいただきました。今回の手法は、二時間に圧縮した創造手法のミニマム版でしたが、いずれチームを率いてお仕事をされるときに、今日体験していただいたことをエッセンスにして、活用していただけたら幸いです。
追記:
ブレスターを活用することで、複数のチームが同時にブレインストーミングを実践してもらえるようになりました。ブレスターは多くの方に喜んでもらえるように作ったツールですが、研修講師をする私が一番重宝しているのかもしれません。
なお、開発品である「智慧カード(TRIZベースのカードツール)」についてアンケートを書いていただいたのですが、技術系の方が多かった今回の研修ではなかなかの好評価でした。このあと、ツールとしての全体のデザインを仕上げるべく、がんばりたいと思います。
2007年06月22日
TRIZを楽しく学ぶサイト、オープン!
6月22日。宮城TRIZ研究会は、これまでTRIZを楽しく使うカードツール開発してきました。その完成にむけて、最終段階を進んでいます。
その商品化と平行して、カードを一枚一枚使いながら、技術的アイデアの出し方を紹介するブログをオープンしました。

私が運営するブログ「アイデアの出し方 ブログ」は様々なアイデア出しの手法を「設定・発散・収束・磨く」の4つに分けて紹介しているサイトですが、こちらの「楽しくカイゼン 工夫発想 エデュテイメント」はいわば、「技術的アイデアの出し方 ブログ」です。
ありがたい事に「アイデアの出し方 ブログ」は意外と広く見られているようです。こちらの「楽しくカイゼン・・・」も広く見ていただけるようなサイトになれば幸いです。
「楽しくカイゼンしたい」
「技術的アイデアを求められている」
「TRIZの発想促進効果を手軽に体験したい」
そんな方にむけて、40枚のカードを使ってアイデアの出し方をご紹介してゆきます。
楽しくカイゼン 工夫発想 エデュテイメント
創造的な技術開発の理論「TRIZ」をベースに、楽しく技術的アイデア出し
http://triz.sblo.jp/
その商品化と平行して、カードを一枚一枚使いながら、技術的アイデアの出し方を紹介するブログをオープンしました。

私が運営するブログ「アイデアの出し方 ブログ」は様々なアイデア出しの手法を「設定・発散・収束・磨く」の4つに分けて紹介しているサイトですが、こちらの「楽しくカイゼン 工夫発想 エデュテイメント」はいわば、「技術的アイデアの出し方 ブログ」です。
ありがたい事に「アイデアの出し方 ブログ」は意外と広く見られているようです。こちらの「楽しくカイゼン・・・」も広く見ていただけるようなサイトになれば幸いです。
「楽しくカイゼンしたい」
「技術的アイデアを求められている」
「TRIZの発想促進効果を手軽に体験したい」
そんな方にむけて、40枚のカードを使ってアイデアの出し方をご紹介してゆきます。
楽しくカイゼン 工夫発想 エデュテイメント
創造的な技術開発の理論「TRIZ」をベースに、楽しく技術的アイデア出し
http://triz.sblo.jp/
2007年06月17日
試作品をほぼ製品レベルで作るフェーズ。
6月17日。TRIZベースのカードゲーム開発も、最終段階です。技術的アイデア出しを楽しむプロセスをこれまでずっと試作して、ユーザーテストしてきました。特に先日のブレスターワークショップで、多くの情報が得られました。これらを盛り込んで、高品質な紙に、最終フェーズのカード図案を印刷。やはりそのレベルでつくるといろいろわかってきますね。最後にもう一手間かけたいところ。
さて近日開発完了予告のパネルを作りました。

Five Bridgeにおいてあります。ざっとこんな感じのツールです。
さて近日開発完了予告のパネルを作りました。

Five Bridgeにおいてあります。ざっとこんな感じのツールです。
2007年06月13日
プロトタイプの最終版へむけて。
6月13日。今回は、いつもの勉強会ではなく、宮城TRIZ研究会のコアメンバーで、プロトタイプの最終版を創るミーティングを行いました。

このところ、絵的には似たようなものばかりですが、ゲームプロセスやアクションのバランスなどが、高度に改良されています。
今日はFive Bridgeのサロン側でミーティングを行いました。オープンスペースなので、ふらりと入ってきた一馬さん(デュナミス社長)が、別の提供形態についてのアイデアをだされたり。
この検討結果を踏まえて、最終版が出来上がります。このツールについては、夏のTRIZシンポジウム第3回(8月31日〜9月2日、横浜)で、報告させていただく予定です。最終日(三日目)午後のポスターセッション。
いいものに仕上がるよう、がんばります!

このところ、絵的には似たようなものばかりですが、ゲームプロセスやアクションのバランスなどが、高度に改良されています。
今日はFive Bridgeのサロン側でミーティングを行いました。オープンスペースなので、ふらりと入ってきた一馬さん(デュナミス社長)が、別の提供形態についてのアイデアをだされたり。
この検討結果を踏まえて、最終版が出来上がります。このツールについては、夏のTRIZシンポジウム第3回(8月31日〜9月2日、横浜)で、報告させていただく予定です。最終日(三日目)午後のポスターセッション。
いいものに仕上がるよう、がんばります!
2007年06月09日
夏休みに子供と工夫発想を楽しみませんか?
TRIZベースのツールがそろそろ仕上がってきたところで、ターゲットユーザである「TRIZに興味のあるスキル導入者」以外に、内容を活かして別のユーザカテゴリーを考えていました。
子供と夏休みの工作宿題をする際に、どんな工夫がこらせるか、お父さんが息子と知恵を絞る、それも楽しく。そんなツールがあったらほしい人はいるだろうか、とふと思いました。
”子供と楽しく会話量がふえるなら、それも、エデュケーショナルな会話量が楽しく増えるなら、ちょっと使ってみようかな”という人。そんな人が仮にいるとしたら、どんな商品が望まれるのだろう、ということをつらつら考え、パッケージイメージを作ってみました。

長い目で、ちょっと考えてみたいと思います。こんなカードを使って、ユーザーからこども発明工作展に乗るようなケースが出てきたらうれしいですね。
子供と夏休みの工作宿題をする際に、どんな工夫がこらせるか、お父さんが息子と知恵を絞る、それも楽しく。そんなツールがあったらほしい人はいるだろうか、とふと思いました。
”子供と楽しく会話量がふえるなら、それも、エデュケーショナルな会話量が楽しく増えるなら、ちょっと使ってみようかな”という人。そんな人が仮にいるとしたら、どんな商品が望まれるのだろう、ということをつらつら考え、パッケージイメージを作ってみました。

長い目で、ちょっと考えてみたいと思います。こんなカードを使って、ユーザーからこども発明工作展に乗るようなケースが出てきたらうれしいですね。
2007年06月05日
異なるものを作ると見えてくるものがある。
6月4日。TRIZベースで、楽しくアイデア出しをするカードゲームの試作品が出来ました。実に、バージョン6。結論としてはもう少し手を加える必要がありましたが、何とか、技術的アイデア出しを楽しめるものになりました。
日中は、研究開発型中小企業の創業会長や、ハイテク企業の所長さんがFiveBridgeに遊びにいらしたので、この試作品を試してもらいました。「こりゃなんだ」「なになに、『**をせよ』だと。そもそもだなぁ・・・」「字が小さいぞ」などのブーイングとも応援とも取れる声が多かったのですが、最後は楽しんで「俺のアイデアがいいものだから、ほめろ」といった会長さんもいらして、皆さん楽しんでもらいました。改善すべき点も沢山発見しました。

夜は、開発チームの一部メンバーと日付が変わるまで打ち合わせ。ブレスターに付いてのある種の作業と、この新しい開発品について。結論としては、十分アイデアフルな人ならが、この段階でも楽しめるものですが、もっと、広い属性を対象に商品にするには、工夫すべき点があるとわかりました。特にブレスターがいかなるものであるかを、この次期開発を通じてよくよく理解することになりました。ブレスターには、ある種の効果を伴った独特の方法がありそうだと、テストプレイのころから感じていたのですが、ここに来て、その顕在化が一気に進んでいます。たぶん秋のいくつかの学会で発表できるのではないかと思います。
この独特の方法を、ブレスター・メソッドと呼ぶならば、技術アイデア出しのカードには、ブレスター・メソッドとTRIZのエッセンス(技術的ブレークスルーの40パターン)の両方を組み合わせたものといえます。ターゲットは狭く絞っていますが、より効果的な技術的思想のひきだしツールになるだろうと、確信をもった夜でした。
日中は、研究開発型中小企業の創業会長や、ハイテク企業の所長さんがFiveBridgeに遊びにいらしたので、この試作品を試してもらいました。「こりゃなんだ」「なになに、『**をせよ』だと。そもそもだなぁ・・・」「字が小さいぞ」などのブーイングとも応援とも取れる声が多かったのですが、最後は楽しんで「俺のアイデアがいいものだから、ほめろ」といった会長さんもいらして、皆さん楽しんでもらいました。改善すべき点も沢山発見しました。

夜は、開発チームの一部メンバーと日付が変わるまで打ち合わせ。ブレスターに付いてのある種の作業と、この新しい開発品について。結論としては、十分アイデアフルな人ならが、この段階でも楽しめるものですが、もっと、広い属性を対象に商品にするには、工夫すべき点があるとわかりました。特にブレスターがいかなるものであるかを、この次期開発を通じてよくよく理解することになりました。ブレスターには、ある種の効果を伴った独特の方法がありそうだと、テストプレイのころから感じていたのですが、ここに来て、その顕在化が一気に進んでいます。たぶん秋のいくつかの学会で発表できるのではないかと思います。
この独特の方法を、ブレスター・メソッドと呼ぶならば、技術アイデア出しのカードには、ブレスター・メソッドとTRIZのエッセンス(技術的ブレークスルーの40パターン)の両方を組み合わせたものといえます。ターゲットは狭く絞っていますが、より効果的な技術的思想のひきだしツールになるだろうと、確信をもった夜でした。
2007年06月01日
技術的アイデア出しのカードに、楽しさを抽入する。
6月1日。今日も日中の仕事が終わった後は、深夜まで、TRIZベースのカードツールの開発に専念していました。
技術的ブレークスルーの40パターンを、短い言葉と図にして、オリジナルのカードをつくってきたわけですが、今はゲーム教材としてもっとも重要な要素「楽しさ」を盛り込むために、奮闘しています。
いくつもいくつも、試作品を作ります。現在、バージョン6まできました。途中では、A3シートを何枚も使うようなゲームフローを作りもしました。また、ブレスターの特性を分析する作業も同時に走っているので、そこから得られた最新の発見を元に、あれこれと工夫を凝らし、ゲーム性を向上させるアイテムを開発しています。
ブレスターよりももっとターゲットユーザを限定する方針で開発しています。なので、ツールとしては高度なものです。それだけに、発想を引き出せるかどうか、属人的なものに依拠しすぎる部分がありました。そこをこえさせるために、ある種の仕掛けをいれてみました。TRIZのワークプロセスのうち、重要なプロセスを一つ利用して。
深夜までの開発は、体は疲れていますが、精神的には充実していてとても楽しいです。
技術的ブレークスルーの40パターンを、短い言葉と図にして、オリジナルのカードをつくってきたわけですが、今はゲーム教材としてもっとも重要な要素「楽しさ」を盛り込むために、奮闘しています。
いくつもいくつも、試作品を作ります。現在、バージョン6まできました。途中では、A3シートを何枚も使うようなゲームフローを作りもしました。また、ブレスターの特性を分析する作業も同時に走っているので、そこから得られた最新の発見を元に、あれこれと工夫を凝らし、ゲーム性を向上させるアイテムを開発しています。
ブレスターよりももっとターゲットユーザを限定する方針で開発しています。なので、ツールとしては高度なものです。それだけに、発想を引き出せるかどうか、属人的なものに依拠しすぎる部分がありました。そこをこえさせるために、ある種の仕掛けをいれてみました。TRIZのワークプロセスのうち、重要なプロセスを一つ利用して。
深夜までの開発は、体は疲れていますが、精神的には充実していてとても楽しいです。

2007年05月21日
ワークショップ用ツール作り
5月21日。週明けの今日、夕方から深夜にかけて、今週おこなうワークショップのツールを作っていました。
これまで、ブレスターをいろんな方に体験していただいて、ユーザの方が逆に、ツールとしての使い方・可能性を拡げてくれました。(たとえば)士業の方が、クライアントの創造的な話し合いをかもすために、「15分くらい、ちょっとやってみませんか」という使い方が出来るようになりました。
商品にするには、まだまだ洗練の余地がありますが、ワークショップや講義の中で、短い時間でブレストのルールに即したアイデア出しを体験してもらうにはとてもよいものが出来ました。
5分で体験するツール

15分で体験するツール

そして、開発していたTRIZベースのカードツールもテストゲームに参加してもらったメンバーに評価してもらいました。テストメンバーは、東北大の学生さんたちです。(FiveBridgeには、こうした若者が日々沢山いるので、「ちょっとテストプレイするけど、参加します?」と声をかけるとすぐに人手が得られるいい環境にあります。)
さすがに工学系の学生さんたちは、TRIZベースのカードを使って次々アイデアを出していました。このツールは、矛盾度の高い技術課題の解決アイデアを言い合うもの。テーマは「携帯の表示を大きくしたいが、一方で、持ち歩くには、携帯はもっと小さくしたい。」というもの。そりゃ仕方ない、といわずに、さて、考えてみようと。
結構面白いアイデアが出ました。携帯電話からバルーンがでて、そこに背面投射する、とか、画面は壁にプロジェクター表示とか、さらに霧を噴射し続けてそこに画面を投影する(壁が要らない)アイデアなど、おもしろいものが出ていました。特に面白かったのは、ペン型ディスプレイ。画面を1次元表示して、そのペンを軸と垂直方向に振ると、残像が見えて二次元としての画像が見える、というもの。昔そういう玩具がありましたね。振るとアルファベットが見えると細長いLEDライトが。なるほどこれだと、スクロールしなくても画面の見たいほうへふり幅を拡げればいいし、表示エリアは格段に大きく、本体は小さい。技術的な課題も多そうですが、この開発コンセプトは面白いですね。さらに回転を利用しよう、という切り口で、このペン型ディスプレイが、L字型に折れ曲がり、タケコプターのようにくるくるとモーターで周り、そこに残像ディスプレイを作ると、残像の制御がしやすいというアイデア。なるほど、これだとユーザの体力に寄らず画像品質が出せます。このアイデアはきっと携帯開発者は古くから思いついていたかもしれませんが、20歳前後の大学の学生がそれを思いついたことは、すごいと思いました。ユーザの属性によっては、TRIZベースのカードはなかなか面白いツールとなりそうです。
これまで、ブレスターをいろんな方に体験していただいて、ユーザの方が逆に、ツールとしての使い方・可能性を拡げてくれました。(たとえば)士業の方が、クライアントの創造的な話し合いをかもすために、「15分くらい、ちょっとやってみませんか」という使い方が出来るようになりました。
商品にするには、まだまだ洗練の余地がありますが、ワークショップや講義の中で、短い時間でブレストのルールに即したアイデア出しを体験してもらうにはとてもよいものが出来ました。
5分で体験するツール

15分で体験するツール

そして、開発していたTRIZベースのカードツールもテストゲームに参加してもらったメンバーに評価してもらいました。テストメンバーは、東北大の学生さんたちです。(FiveBridgeには、こうした若者が日々沢山いるので、「ちょっとテストプレイするけど、参加します?」と声をかけるとすぐに人手が得られるいい環境にあります。)
さすがに工学系の学生さんたちは、TRIZベースのカードを使って次々アイデアを出していました。このツールは、矛盾度の高い技術課題の解決アイデアを言い合うもの。テーマは「携帯の表示を大きくしたいが、一方で、持ち歩くには、携帯はもっと小さくしたい。」というもの。そりゃ仕方ない、といわずに、さて、考えてみようと。
結構面白いアイデアが出ました。携帯電話からバルーンがでて、そこに背面投射する、とか、画面は壁にプロジェクター表示とか、さらに霧を噴射し続けてそこに画面を投影する(壁が要らない)アイデアなど、おもしろいものが出ていました。特に面白かったのは、ペン型ディスプレイ。画面を1次元表示して、そのペンを軸と垂直方向に振ると、残像が見えて二次元としての画像が見える、というもの。昔そういう玩具がありましたね。振るとアルファベットが見えると細長いLEDライトが。なるほどこれだと、スクロールしなくても画面の見たいほうへふり幅を拡げればいいし、表示エリアは格段に大きく、本体は小さい。技術的な課題も多そうですが、この開発コンセプトは面白いですね。さらに回転を利用しよう、という切り口で、このペン型ディスプレイが、L字型に折れ曲がり、タケコプターのようにくるくるとモーターで周り、そこに残像ディスプレイを作ると、残像の制御がしやすいというアイデア。なるほど、これだとユーザの体力に寄らず画像品質が出せます。このアイデアはきっと携帯開発者は古くから思いついていたかもしれませんが、20歳前後の大学の学生がそれを思いついたことは、すごいと思いました。ユーザの属性によっては、TRIZベースのカードはなかなか面白いツールとなりそうです。

2007年05月17日
概念を図にする作業を延々と。
5月17日。開発しているカードツールの改善案をいろいろと考えながら、TRIZの発明原理のを、ペイントソフトを使って図化しています。
概念を、図にする。というのは、結構な知的作業ですね。一つ二つはできてても、40個もあると、各概念を適切に図化するのはかなり大変です。しかも、モノクロでつくっていますので、色による変化はつけられません。
![27[1].jpg](http://ishiirikie.sakura.ne.jp/sblo_files/ishiirikie/image/275B15D.jpg)
![34[1].jpg](http://ishiirikie.sakura.ne.jp/sblo_files/ishiirikie/image/345B15D.jpg)
![18[1].jpg](http://ishiirikie.sakura.ne.jp/sblo_files/ishiirikie/image/185B15D.jpg)
絵にしてみて初めてわかることがありました。それは、その発明原理が本質的に意味していることがなんであるか、ということです。先日は英語に文章を訳すことで本質を考える、ということに気が付いたのですが、今度は、文章を図にすることで、本質を考える、ということに気が付きました。
余談ですが、ツール開発を通じて、一番効果があったのは、その加工するネタ(知識)を幾度も読みこなすことで理解が深まる、ということです。こどもの教育にも、「苦手分野のツールづくり体験」は活用できそうな気がします。
概念を、図にする。というのは、結構な知的作業ですね。一つ二つはできてても、40個もあると、各概念を適切に図化するのはかなり大変です。しかも、モノクロでつくっていますので、色による変化はつけられません。
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![34[1].jpg](http://ishiirikie.sakura.ne.jp/sblo_files/ishiirikie/image/345B15D.jpg)
![18[1].jpg](http://ishiirikie.sakura.ne.jp/sblo_files/ishiirikie/image/185B15D.jpg)
絵にしてみて初めてわかることがありました。それは、その発明原理が本質的に意味していることがなんであるか、ということです。先日は英語に文章を訳すことで本質を考える、ということに気が付いたのですが、今度は、文章を図にすることで、本質を考える、ということに気が付きました。
余談ですが、ツール開発を通じて、一番効果があったのは、その加工するネタ(知識)を幾度も読みこなすことで理解が深まる、ということです。こどもの教育にも、「苦手分野のツールづくり体験」は活用できそうな気がします。
2007年05月16日
プロトタイプ01で、テストプレイ。
5月15日。宮城TRIZ研究会の定例会をおこないました。今回は勉強会ではなく、独自ツールの開発をおこないました。
独自に開発中のカードツールの試作品を実際にユーザーにプレイしてもらいました。テストでは、3人でプレイ。内2名は、TRIZを全く知らない人物です。文系的なバックボーンでも十分に、TRIZ的発想を使ってもらえるようにつくったので、彼らのツール使用感はとても参考になりました。

アイデア出しのテーマは『30秒をはかる砂時計を改良し、途中でも、即30秒を測りはじめることができるものを考案しよう』というもの。なかなか面白いアイデアが出ました。一秒に一粒落ちるようにして、羽根車でカウントして、30カウントで、かちん、と音がなる。そんな改良型砂時計を考案した人もいました。機構が複雑になることは、別途解決する必要がありますが、それはさておき、このアイデアだと、カウントアップをアナログダイヤルでセットできるようにできそうです。アナログだけれど、砂時計の測定長を変更することが出来る可能性もあり、なかなか秀逸。ちなみに、それを出した人は、文系の社会人一年目の方でした。
今回のユーザーテストで、かなり荒熱をとる材料が得られました。特に今のフェーズで絞るべきフォーカスが何であるかが、見えました。
ブレスターを体験している人たちでしたので「ブレスターに比べて楽しくない」とのこと。なるほど。技術思想をともなうアイデアはでるが、ゲームとしての楽しさ面では、大幅な設計変更の余地がありそうです。引き続き、ツール開発の取り組みは続きます。
独自に開発中のカードツールの試作品を実際にユーザーにプレイしてもらいました。テストでは、3人でプレイ。内2名は、TRIZを全く知らない人物です。文系的なバックボーンでも十分に、TRIZ的発想を使ってもらえるようにつくったので、彼らのツール使用感はとても参考になりました。

アイデア出しのテーマは『30秒をはかる砂時計を改良し、途中でも、即30秒を測りはじめることができるものを考案しよう』というもの。なかなか面白いアイデアが出ました。一秒に一粒落ちるようにして、羽根車でカウントして、30カウントで、かちん、と音がなる。そんな改良型砂時計を考案した人もいました。機構が複雑になることは、別途解決する必要がありますが、それはさておき、このアイデアだと、カウントアップをアナログダイヤルでセットできるようにできそうです。アナログだけれど、砂時計の測定長を変更することが出来る可能性もあり、なかなか秀逸。ちなみに、それを出した人は、文系の社会人一年目の方でした。
今回のユーザーテストで、かなり荒熱をとる材料が得られました。特に今のフェーズで絞るべきフォーカスが何であるかが、見えました。
ブレスターを体験している人たちでしたので「ブレスターに比べて楽しくない」とのこと。なるほど。技術思想をともなうアイデアはでるが、ゲームとしての楽しさ面では、大幅な設計変更の余地がありそうです。引き続き、ツール開発の取り組みは続きます。
2007年05月14日
英訳に苦しむ。
5月14日。今日はある発表に向けて英語のアブストラクトを書いていました。日本語を書いて、それから英語を書いて。
英語が苦手意識が強くて、仙台に来てからはさっぱり取り組まないでいたのですが、「下手でもいいから思いを伝えよう」と考えて、稚拙な英文を遅々として進まないながらも、書いていました。2時間かけて、タイトルとアブストラクト、合計100単語程度を。
最近、TRIZのツールを作りながら感じていたのが、たぶん、基本となる50パターンくらいを整理してもてば、伝えたいことの99%くらいを表現することは可能なんではないだろうか、と。
私のある仮説を検証する意味でも、ちょっと取り組んでみようと思っています。
英語が苦手意識が強くて、仙台に来てからはさっぱり取り組まないでいたのですが、「下手でもいいから思いを伝えよう」と考えて、稚拙な英文を遅々として進まないながらも、書いていました。2時間かけて、タイトルとアブストラクト、合計100単語程度を。
最近、TRIZのツールを作りながら感じていたのが、たぶん、基本となる50パターンくらいを整理してもてば、伝えたいことの99%くらいを表現することは可能なんではないだろうか、と。
私のある仮説を検証する意味でも、ちょっと取り組んでみようと思っています。
2007年05月13日
TRIZの創造効果を体験するカード
5月12日。深夜、家族の寝た後に、昨日に引き続き、ツール開発をしています。
もっとシンプルにして効果体験にフォーカスを絞ったものも出来ないだろうか、とずっと考えていて、ある部分を捨てることでシンプルさをぐっとあげることが出来そうなツールセットを企画しました。一人で考えて時々、効果的な合いの手がもらえることが、私はとても恵まれています。

ゲーム性を切り出して、さいの目の偶然に任せる。そんな視点で、シンプルでもゲーム性を十分にもたせることができないか、に取り組んでいます。それを幾度もシミュレーションしてみて、プレイヤーが楽しんでいる様子が思い浮かべられるまで推敲していきます。
作ると売るはセットで。
これは、システムインテグレーションの多喜さんの言葉です。商品として作ったら売ることも一緒にデザインしないと。いくらでうるか、誰にどのようにうるか、そんなことも「創る」作業には車の両輪として大切です。その点についても、アイテム創作のもう一方で考えています。
もっとシンプルにして効果体験にフォーカスを絞ったものも出来ないだろうか、とずっと考えていて、ある部分を捨てることでシンプルさをぐっとあげることが出来そうなツールセットを企画しました。一人で考えて時々、効果的な合いの手がもらえることが、私はとても恵まれています。

ゲーム性を切り出して、さいの目の偶然に任せる。そんな視点で、シンプルでもゲーム性を十分にもたせることができないか、に取り組んでいます。それを幾度もシミュレーションしてみて、プレイヤーが楽しんでいる様子が思い浮かべられるまで推敲していきます。
作ると売るはセットで。
これは、システムインテグレーションの多喜さんの言葉です。商品として作ったら売ることも一緒にデザインしないと。いくらでうるか、誰にどのようにうるか、そんなことも「創る」作業には車の両輪として大切です。その点についても、アイテム創作のもう一方で考えています。
2007年05月12日
TRIZを使ったアイデア創出ゲームの試作。
5月11日。TRIZをベースにしたゲーム開発に取り組んでいます。
こちらは宮城TRIZ研究会としての活動です。創造的な技術開発の手法を、楽しく簡単な手順でつかうゲームツールを開発しています。来る発表の場に向けて急ピッチで試作物を作りゲームフローを検証していきます。

その写真をざっととってゲーム説明資料を作っていきます。シンプルで取り組み甲斐のあるゲームというのはなかなか難しいもので、何度もシュミレーションしてバランスや得点設定、課題のボリューム設定を調整していきます。12日の夜明けまで、取り組んでいました。
こちらは宮城TRIZ研究会としての活動です。創造的な技術開発の手法を、楽しく簡単な手順でつかうゲームツールを開発しています。来る発表の場に向けて急ピッチで試作物を作りゲームフローを検証していきます。

その写真をざっととってゲーム説明資料を作っていきます。シンプルで取り組み甲斐のあるゲームというのはなかなか難しいもので、何度もシュミレーションしてバランスや得点設定、課題のボリューム設定を調整していきます。12日の夜明けまで、取り組んでいました。
2007年05月09日
TRIZを自然と体験するツール開発。
5月9日。宮城TRIZ研究会のコアメンバーで、ツール開発のディスカッションをしていました。
いかにすればTRIZの魅力をコンパクトに体験してもらえるか。その一つの方法として、楽しく使えて自然とTRIZの智慧をつかってみるゲームツールを開発しています。

今日のディスカッションは、多くのアイデアを拡げ、そこから、えいっと絞り込んでいく作業でした。アイデアボード開発プロジェクトを通じて学んだことが大きく生きています。シンプルにすればそれだけ増すものがある、そんなことを、いつも意識するようになりましたから。
それから、試作したカードツールも、早速課題解決のために使いました。ある性能を上げようとするとある性能が上がらない。だったら、それをTRIZの矛盾マトリックスにいれてみる。そんなことをしてみると、TRIZの智慧になるほど、とおもいますね。
なかなか、いいものが出来そうです。シンポジウムで発表できるように最後の追い込み、がんばります!
いかにすればTRIZの魅力をコンパクトに体験してもらえるか。その一つの方法として、楽しく使えて自然とTRIZの智慧をつかってみるゲームツールを開発しています。

今日のディスカッションは、多くのアイデアを拡げ、そこから、えいっと絞り込んでいく作業でした。アイデアボード開発プロジェクトを通じて学んだことが大きく生きています。シンプルにすればそれだけ増すものがある、そんなことを、いつも意識するようになりましたから。
それから、試作したカードツールも、早速課題解決のために使いました。ある性能を上げようとするとある性能が上がらない。だったら、それをTRIZの矛盾マトリックスにいれてみる。そんなことをしてみると、TRIZの智慧になるほど、とおもいますね。
なかなか、いいものが出来そうです。シンポジウムで発表できるように最後の追い込み、がんばります!
2007年04月30日
TRIZを使って、TRIZのツール開発
4月30日。連休の間、買い物のときなどに時間を見つけては、開発中のツールのアイデアを考えていました。
TRIZのツールを改善して、より初心者に楽しく無理なく効果を体験してもらうには、ということで取り組んでいます。複雑にすると内容が増やせる、逆にシンプルにするには、内容を減らすことが必要だ、と。
戦略の本質は「捨てること」とあるコンサルタントの方がおっしゃっていましたがまさにそのとおり。
そこで、ふと気がついたのは、このツール開発の問題自体をTRIZ思考をつかって解けないだろうか、と。そこで矛盾マトリックスを開いて、見ました。
今のトレードオフを「作りやすさ」と「操作の容易さ」の技術パラメータだと捕らえました。すると、その解決には、32、25、12、17、とマトリックスにあります。
32 色を変える
25 セルフサービス
12 等位性
17 多次元への転換
です。なるほど、ツールとして、作りやすい(≒シンプルなツール)、かつ、使いやすい、を実現するには、こうした戦略がありえるわけですね。
これを元に、発想を拡げています。やはり、他の創造性理論にはない面白さがありますね、TRIZには。
TRIZのツールを改善して、より初心者に楽しく無理なく効果を体験してもらうには、ということで取り組んでいます。複雑にすると内容が増やせる、逆にシンプルにするには、内容を減らすことが必要だ、と。
戦略の本質は「捨てること」とあるコンサルタントの方がおっしゃっていましたがまさにそのとおり。
そこで、ふと気がついたのは、このツール開発の問題自体をTRIZ思考をつかって解けないだろうか、と。そこで矛盾マトリックスを開いて、見ました。
今のトレードオフを「作りやすさ」と「操作の容易さ」の技術パラメータだと捕らえました。すると、その解決には、32、25、12、17、とマトリックスにあります。
32 色を変える
25 セルフサービス
12 等位性
17 多次元への転換
です。なるほど、ツールとして、作りやすい(≒シンプルなツール)、かつ、使いやすい、を実現するには、こうした戦略がありえるわけですね。
これを元に、発想を拡げています。やはり、他の創造性理論にはない面白さがありますね、TRIZには。
2007年04月24日
TRIZのツール、急ピッチで試作中
4月24日。昨日のブレストをうけて、TRIZのツールを急ピッチで試作しています。
TRIZ研究会としての活動は、平日日中の業務が終わってからおこないますので、夕方に着手して明け方まで。こうしたものは、ある程度試作物があって、実際に手を動かして自分自身でそれの使い具合、楽しさを感じてみる、ということが重要です。いわゆる「ラピッドプロトタイピング」ですね。

このアイテムを初めは、モノクロでコピー用紙に出したのですが、色のついたカード専用紙に出力してみると、全く印象が違いました。その色や並び具合が、新しい着想を引き出します。
いろんな人に、TRIZという優れた理論を知ってもらい、次々イノベーションがおきることを祈って、徹夜のツール開発は続きます。
TRIZ研究会としての活動は、平日日中の業務が終わってからおこないますので、夕方に着手して明け方まで。こうしたものは、ある程度試作物があって、実際に手を動かして自分自身でそれの使い具合、楽しさを感じてみる、ということが重要です。いわゆる「ラピッドプロトタイピング」ですね。

このアイテムを初めは、モノクロでコピー用紙に出したのですが、色のついたカード専用紙に出力してみると、全く印象が違いました。その色や並び具合が、新しい着想を引き出します。
いろんな人に、TRIZという優れた理論を知ってもらい、次々イノベーションがおきることを祈って、徹夜のツール開発は続きます。
2007年04月23日
TRIZのツール開発にむけてブレスト
4月23日。今日は、宮城TRIZ研究会のツール開発にむけて、わくわくしたアイデア出しをしていました。これまでに作ってきたツールもあるのですが、夏にシンポジウムで発表することを前提に、一層、効果的なツールを企画しています。
楽しみながらTRIZにざっと触れてTRIZのよさ、技術系の発想促進効果を短い時間で体験してもらえる、そんなツールをいかに作るか。大変楽しいアイデア出しでした。
普段から一人でもアイデア出しをしていました。アイデア出しの方法はいろんな方や本、経験から学んできました。でも、やっぱり発想豊かな人をまえにブレストをするのは 楽しいですね。 そしてモチベートされます。 発見した可能性の芽を感じつつ、その場を後にした後は、移動の間、頭の中でずっとそのアイデアの発展思考が自然とおきていました。
格言風にいうならば、
良いアイデア会議は、メンバーのその後の思考に常駐する
といったところでしょうか。大変、人に恵まれた環境に感謝!
楽しみながらTRIZにざっと触れてTRIZのよさ、技術系の発想促進効果を短い時間で体験してもらえる、そんなツールをいかに作るか。大変楽しいアイデア出しでした。
普段から一人でもアイデア出しをしていました。アイデア出しの方法はいろんな方や本、経験から学んできました。でも、やっぱり発想豊かな人をまえにブレストをするのは 楽しいですね。 そしてモチベートされます。 発見した可能性の芽を感じつつ、その場を後にした後は、移動の間、頭の中でずっとそのアイデアの発展思考が自然とおきていました。
格言風にいうならば、
良いアイデア会議は、メンバーのその後の思考に常駐する
といったところでしょうか。大変、人に恵まれた環境に感謝!
2007年04月17日
宮城TRIZ研究会 定例勉強会 第四回
4月17日。今回は、いつもの勉強会ではなく、宮城TRIZ研究会のコアメンバーで発表の検討ミーティングを行いました。
活動の報告をある場で報告しようとしているのですが、発表の内容について、関係者への打診、その制約事項へ対する対策、新しい案づくり、などなど。
みな、忙しい中での活動なのでなかなかそれに対する時間を取れませんが、それでも創造性を駆使して、企画中。どんな発表が出来るのか、決まったらば報告します。ご期待ください!
活動の報告をある場で報告しようとしているのですが、発表の内容について、関係者への打診、その制約事項へ対する対策、新しい案づくり、などなど。
みな、忙しい中での活動なのでなかなかそれに対する時間を取れませんが、それでも創造性を駆使して、企画中。どんな発表が出来るのか、決まったらば報告します。ご期待ください!
2007年04月06日
どうしたらTRIZを知らない人に、興味・理解を持ってもえるか。
4月6日。宮城TRIZ研究会の活動の中から、独自性あるものを発表用にまとめようとしています。
”どうしたらTRIZを知らない人に、TRIZに興味・理解を持ってもえるか”という問題への取り組みとしての試作したあるツールについて、です。
TRIZという知識の内容はすごく良いと思います。なかなか広くつかわれないのはなぜだろう。初めてTRIZを学んだときにそうおもいました。今、また、TRIZを知りはじめたからからも、同様のことを聞かれます。いろいろ答えるべきことはありますが、本当のところはどうしてなのか、わかりません。
さて、宮城TRIZ研究会は、私も含め、学び始めの人が多いため、優れた知識を楽しく学ぶことを意識しています。部分的でも良いから、興味を持ってもらうこと、手軽に体験してもらいTRIZというものへの広い認知と賛同をもってもらうこと。そういうことからは始めよう、と考えています。
こうした活動から、内部でトレーニングツールとして試作してきたものを、発表用にまとめはじめました。外部の方のご了解がもらえるかどうかで、その内容を発表できるかどうか、まだわかりませんが、ぜひその努力をして、多くの方に見てもらえるようにがんばりたいと思います。公表できるようになったらば、改めてご報告いたします。
”どうしたらTRIZを知らない人に、TRIZに興味・理解を持ってもえるか”という問題への取り組みとしての試作したあるツールについて、です。
TRIZという知識の内容はすごく良いと思います。なかなか広くつかわれないのはなぜだろう。初めてTRIZを学んだときにそうおもいました。今、また、TRIZを知りはじめたからからも、同様のことを聞かれます。いろいろ答えるべきことはありますが、本当のところはどうしてなのか、わかりません。
さて、宮城TRIZ研究会は、私も含め、学び始めの人が多いため、優れた知識を楽しく学ぶことを意識しています。部分的でも良いから、興味を持ってもらうこと、手軽に体験してもらいTRIZというものへの広い認知と賛同をもってもらうこと。そういうことからは始めよう、と考えています。
こうした活動から、内部でトレーニングツールとして試作してきたものを、発表用にまとめはじめました。外部の方のご了解がもらえるかどうかで、その内容を発表できるかどうか、まだわかりませんが、ぜひその努力をして、多くの方に見てもらえるようにがんばりたいと思います。公表できるようになったらば、改めてご報告いたします。
2007年03月15日
宮城TRIZ研究会 定例勉強会 第三回
3月15日。宮城TRIZ研究会の定例自主勉強会、第三回を開催しました。
今回は、新しい矛盾マトリックス(マトリックス2003)を紹介しました。

内容的に、かなり刷新されています。
付属の矛盾マトリックスもぐっと大きくなっています。

今月は、TRIZシンポジウム2007についての検討も行いました。せっかくの機会なのでぜひ取り組んでみたいと思います。
今回は、新しい矛盾マトリックス(マトリックス2003)を紹介しました。

内容的に、かなり刷新されています。
付属の矛盾マトリックスもぐっと大きくなっています。

今月は、TRIZシンポジウム2007についての検討も行いました。せっかくの機会なのでぜひ取り組んでみたいと思います。
2007年02月15日
Mi-TRIZの自主勉強会(第二回)を開催しました。
2月15日。宮城TRIZ研究会の定例自主勉強会、第二回を開催しました。これは今年1月から12回にわたって行う定例の勉強会です。
今回は、開催のちょっとまえ、当日に撮影し配信した映像があります。この日は、暖冬のこの冬において、まとまった雪の降った東北の冬らしい空模様となりました。そんなことも踏まえて言及しています。
http://video.google.com/videoplay?docid=8369453048120763587
(※音が出ます。音量に注意してください。約1分)
グーグルビデオが重くて途切れ途切れになる場合は、
音を消してしばらく再生しておいて、頭だしするとスムーズになります。
今月もTRIZの書籍について紹介しました。今月は「図解TRIZ」です。
http://video.google.com/videoplay?docid=8369453048120763587
(※音が出ます。音量に注意してください。約8分30秒)
なお、Mi-TRIZの中で、TRIZを楽しく学ぶためのツールとして「TRIZカード」というものを試作して使っています。その実物も今月は動画で少しご紹介しました。大変、手作り感満点なツールです。でもいろいろ構想は練っているんです。ぜひ一緒に楽しく学ぶツールを開発してみませんか。
http://video.google.com/videoplay?docid=7498388604908626936
(※音が出ます。音量に注意してください。約5分)
今回は、今年のMi-TRIZの活動展開についてディスカッションしました。長期的な活動を見据えて、面白い取り組みをして、東北であることのデメリットを減らすような活動方法に着手してみたいと思います。
自主勉強会、次回は3月15日に開催する予定です。
会の内容、時間、場所はこちら。
TRIZを使っている方、TRIZを学んでいる方、TRIZに興味がある方、
どなたでも歓迎です。毎回参加する義務はまったくありません。
ぜひ一度気軽においでください。
(勉強会の開催中には、会議室の前には、手作りのボードが出ています。
非常に手作りの、堅苦しさのない勉強会です。)
今回は、開催のちょっとまえ、当日に撮影し配信した映像があります。この日は、暖冬のこの冬において、まとまった雪の降った東北の冬らしい空模様となりました。そんなことも踏まえて言及しています。
http://video.google.com/videoplay?docid=8369453048120763587
(※音が出ます。音量に注意してください。約1分)
グーグルビデオが重くて途切れ途切れになる場合は、
音を消してしばらく再生しておいて、頭だしするとスムーズになります。
今月もTRIZの書籍について紹介しました。今月は「図解TRIZ」です。
http://video.google.com/videoplay?docid=8369453048120763587
(※音が出ます。音量に注意してください。約8分30秒)
なお、Mi-TRIZの中で、TRIZを楽しく学ぶためのツールとして「TRIZカード」というものを試作して使っています。その実物も今月は動画で少しご紹介しました。大変、手作り感満点なツールです。でもいろいろ構想は練っているんです。ぜひ一緒に楽しく学ぶツールを開発してみませんか。
http://video.google.com/videoplay?docid=7498388604908626936
(※音が出ます。音量に注意してください。約5分)
今回は、今年のMi-TRIZの活動展開についてディスカッションしました。長期的な活動を見据えて、面白い取り組みをして、東北であることのデメリットを減らすような活動方法に着手してみたいと思います。
自主勉強会、次回は3月15日に開催する予定です。
会の内容、時間、場所はこちら。
TRIZを使っている方、TRIZを学んでいる方、TRIZに興味がある方、
どなたでも歓迎です。毎回参加する義務はまったくありません。
ぜひ一度気軽においでください。
(勉強会の開催中には、会議室の前には、手作りのボードが出ています。
非常に手作りの、堅苦しさのない勉強会です。)
2007年01月15日
Mi-TRIZ(自主勉強会第一回)を開催しました。
1月15日。今年は、宮城TIRIZ研究会(Mi-TRIZ:ミトリーズ)では、毎月15日に自主勉強会を開催します。(土日祝日にあたるときは、前倒しの金曜日)。今日はその第一回目を行いました。
今回は、第一回目ということで、自主勉強会の内容を動画でお伝えします。
http://video.google.com/videoplay?docid=4167479164503100412
(※音が出ます。音量に注意してください。約1分。)
また、TRIZの書籍についての紹介もしました。
http://video.google.com/videoplay?docid=-2872880579505414918
(※音が出ます。音量に注意してください。約14分。)
グーグルビデオが重くて途切れ途切れになる場合は、
音を消してしばらく再生しておいて、頭だしするとスムーズになります。
自主勉強会の内容、次回は2月15日に開催する予定です。
会の内容、時間、場所はこちら。
http://ishiirikie.jpn.org/article/2983833.html
TRIZを使っている方、TRIZを学んでいる方、TRIZに興味がある方、
どなたでも歓迎です。毎回参加する義務はまったくありません。
ぜひ一度気軽においでください。

(勉強会の開催中には、会議室の前には、手作りのボードが出ています。
非常に手作りの、堅苦しさのない勉強会です。)
今回は、第一回目ということで、自主勉強会の内容を動画でお伝えします。
http://video.google.com/videoplay?docid=4167479164503100412
(※音が出ます。音量に注意してください。約1分。)
また、TRIZの書籍についての紹介もしました。
http://video.google.com/videoplay?docid=-2872880579505414918
(※音が出ます。音量に注意してください。約14分。)
グーグルビデオが重くて途切れ途切れになる場合は、
音を消してしばらく再生しておいて、頭だしするとスムーズになります。
自主勉強会の内容、次回は2月15日に開催する予定です。
会の内容、時間、場所はこちら。
http://ishiirikie.jpn.org/article/2983833.html
TRIZを使っている方、TRIZを学んでいる方、TRIZに興味がある方、
どなたでも歓迎です。毎回参加する義務はまったくありません。
ぜひ一度気軽においでください。

(勉強会の開催中には、会議室の前には、手作りのボードが出ています。
非常に手作りの、堅苦しさのない勉強会です。)
2007年01月07日
宮城TRIZ研究会、2007年の活動日程。
2007年、Mi-TRIZ(宮城TRIZ研究会)は、毎月、自主勉強会を行います。年間の活動日程を先月の研究会で定めました。以下、ご報告します。
TRIZ(トゥリーズ)とは:
TRIZは「創造的問題解決の理論」を意味しています。膨大な特許から
発明に見られるパターンを抽出して活用できるように整理体系化した
大きな知識体系です。学習に長い時間かかることと「(技術的)発想」
を支援する理論であることから、なかなか、十分な知識活用ができず、
活用したいけれども、うまく使えない、という方も少なくないのが現状です。
TRIZは、知の構造化、創造性開発、という現代の2つのトレンドに
うまくマッチした優れた理論です。将来、TRIZの具体データは変遷すれども、
TRIZの根本思想は、ある時点で大きく受け入れられると予想されます。
宮城TRIZ研究会とは:
宮城地域におけるTRIZの情報収集・共有・活用のための非営利活動を
行う任意団体(勉強会)です。多くの方がTRIZの活用をできるような
関係性を作っていこうとするする人々によって運営されています。
■基本的日時■
日程:毎月15日(土日の場合は前倒し。直前の金曜日に。)
時間:15:00〜17:30
場所:Five Bridge 会議室
具体的日程は以下です。
1月15日(月)
2月15日(木)
3月15日(木)
4月13日(金)
5月15日(火)
6月15日(金)
7月13日(金)
8月15日(水) お盆につき、変更する可能性あり。
9月14日(金)
10月15日(月)
11月15日(木)
12月14日(金) 納会、翌年度の計画策定
自主勉強会の内容は
1)自由参加(当日、ふらりと立ち寄っても結構です。)
2)TRIZの書籍・シンポジウムなどのテキストが閲覧できます。
3)TRIZの活用方法、ポイント、近況報告〜簡単なディスカッション。
を予定しています。
その背景:
1)TRIZの活用を希望する人は、企業・組織の中においても特に創造的な役割を担っているため、多忙な人が多く、「必ず参加」は、大きなハードルになります。一方で、創造的な属性の方が多いので近況報告だけでも、ずいぶん、知識交換に資するだろうと、予想しています。(これは、仮説、ですが。)
2)TRIZの書籍は、市場規模から言って、常に品薄です。高価な本も多いので、長い時間をかけ書店へ取り寄せてみて、「やっぱりいらない」ということがありそうです。そうおもうと、なかなか、本を手に入れることも敷居が高いです。
シンポジウムなどで企業の製品開発のリアルケースが発表されます。その情報が載ったテキストなどは、ほとんど、複写されることがありません。私もふくめ、WEBにあげる人も、個別の情報の記載には、注意深く配慮しています。そのため、専門的な場に出ないと手に入らない情報がおおい状況です。私が国内の各種TRIZセミナーに参加したさいの資料を勉強会の間は、自由に閲覧してもらえるようにします。
メンバーから事前に「昔のなになにの資料」とか「○○さんの書いた本」という希望を出してもらえれば、国内の関係者に打診して貸してもらえるように働きかけてみます。(この場合、送料などの実費は利用者負担)
3)近況報告、や、簡単なディスカッションでは、製品開発、技術開発の現場で、「これこれに困っていてさ」といったことや「TRIZの本を見てこんな感じのことをしてみたんだ」的な話が自由に意見交換できれば、とおもいます。宮城のような地方部においては、中小で活躍する技術者は企画から生産まで多様な仕事を担います。一方で、なかなか業界の中での情報交換や課題ディスカッションは行う機会がありません。TRIZからちょっと外れても、技術の課題解決、というテーマで、情報交換できれば、幸いです。
なお、私からは、TRIZが実効的に活用できるようなツールづくり、について、定期的に報告していきたいと思います。以前紹介したTRIZカードなどのツールです。TRIZに興味がない人でも簡単に使ってみて、「手法の魅力を味見」してもらうアイテムです。メンバーの方が多い少ないに応じて、そうしたテーマについてのディスカッションも織り交ぜて見たいと思います。
以上、自主勉強会は、費用は無料です。しかし、将来的には、なにかの形で貸し会議室の費用などを確保してゆきたいと思います。(願望、としては、開発するTRIZツールが売れてその収益でまかなえたならば最高ですが。)
TRIZ(トゥリーズ)とは:
TRIZは「創造的問題解決の理論」を意味しています。膨大な特許から
発明に見られるパターンを抽出して活用できるように整理体系化した
大きな知識体系です。学習に長い時間かかることと「(技術的)発想」
を支援する理論であることから、なかなか、十分な知識活用ができず、
活用したいけれども、うまく使えない、という方も少なくないのが現状です。
TRIZは、知の構造化、創造性開発、という現代の2つのトレンドに
うまくマッチした優れた理論です。将来、TRIZの具体データは変遷すれども、
TRIZの根本思想は、ある時点で大きく受け入れられると予想されます。
宮城TRIZ研究会とは:
宮城地域におけるTRIZの情報収集・共有・活用のための非営利活動を
行う任意団体(勉強会)です。多くの方がTRIZの活用をできるような
関係性を作っていこうとするする人々によって運営されています。
■基本的日時■
日程:毎月15日(土日の場合は前倒し。直前の金曜日に。)
時間:15:00〜17:30
場所:Five Bridge 会議室
具体的日程は以下です。
1月15日(月)
2月15日(木)
3月15日(木)
4月13日(金)
5月15日(火)
6月15日(金)
7月13日(金)
8月15日(水) お盆につき、変更する可能性あり。
9月14日(金)
10月15日(月)
11月15日(木)
12月14日(金) 納会、翌年度の計画策定
自主勉強会の内容は
1)自由参加(当日、ふらりと立ち寄っても結構です。)
2)TRIZの書籍・シンポジウムなどのテキストが閲覧できます。
3)TRIZの活用方法、ポイント、近況報告〜簡単なディスカッション。
を予定しています。
その背景:
1)TRIZの活用を希望する人は、企業・組織の中においても特に創造的な役割を担っているため、多忙な人が多く、「必ず参加」は、大きなハードルになります。一方で、創造的な属性の方が多いので近況報告だけでも、ずいぶん、知識交換に資するだろうと、予想しています。(これは、仮説、ですが。)
2)TRIZの書籍は、市場規模から言って、常に品薄です。高価な本も多いので、長い時間をかけ書店へ取り寄せてみて、「やっぱりいらない」ということがありそうです。そうおもうと、なかなか、本を手に入れることも敷居が高いです。
シンポジウムなどで企業の製品開発のリアルケースが発表されます。その情報が載ったテキストなどは、ほとんど、複写されることがありません。私もふくめ、WEBにあげる人も、個別の情報の記載には、注意深く配慮しています。そのため、専門的な場に出ないと手に入らない情報がおおい状況です。私が国内の各種TRIZセミナーに参加したさいの資料を勉強会の間は、自由に閲覧してもらえるようにします。
メンバーから事前に「昔のなになにの資料」とか「○○さんの書いた本」という希望を出してもらえれば、国内の関係者に打診して貸してもらえるように働きかけてみます。(この場合、送料などの実費は利用者負担)
3)近況報告、や、簡単なディスカッションでは、製品開発、技術開発の現場で、「これこれに困っていてさ」といったことや「TRIZの本を見てこんな感じのことをしてみたんだ」的な話が自由に意見交換できれば、とおもいます。宮城のような地方部においては、中小で活躍する技術者は企画から生産まで多様な仕事を担います。一方で、なかなか業界の中での情報交換や課題ディスカッションは行う機会がありません。TRIZからちょっと外れても、技術の課題解決、というテーマで、情報交換できれば、幸いです。
なお、私からは、TRIZが実効的に活用できるようなツールづくり、について、定期的に報告していきたいと思います。以前紹介したTRIZカードなどのツールです。TRIZに興味がない人でも簡単に使ってみて、「手法の魅力を味見」してもらうアイテムです。メンバーの方が多い少ないに応じて、そうしたテーマについてのディスカッションも織り交ぜて見たいと思います。
以上、自主勉強会は、費用は無料です。しかし、将来的には、なにかの形で貸し会議室の費用などを確保してゆきたいと思います。(願望、としては、開発するTRIZツールが売れてその収益でまかなえたならば最高ですが。)