トップページへ戻る

2009年09月10日

TRIZシンポジウム2009(1日目)

埼玉の武蔵嵐山(あらしやま、ではなく、らんざん)で、TRIZシンポジウム2009が開かれています。



駅前の風景。

musashiranzan.jpg

むしろ、これくらい金色だと、なぜか納得してしまう看板。




駅前から900メートルのところにあるこの会場は、ゆったりした敷地で作りもしっかりしています。国立女性教育会館。

kokuritsujoseikyouiku002.jpg

園内も広くて、国立公園のなかに、研修所と宿泊所があるような、というのが実感に近いです。

敷地内の移動の小道。

kokuritsujoseikyouiku001.jpg

シンポジウム会場内は写真自粛ゆえ、園庭レポートふうに。




夜は、懇親会です。この分野の各国の一流の方が集まる貴重な機会です。

移動もまた、園内を、いきます。

kokuritsujoseikyouiku003.jpg




その後は、テーマ設定された座談会があちこちで。私は11時半に部屋に戻りましたが、まだ、建物内では、活発な創造活動のディスカッションがなされているようです。



なお今日の印象深いものとして以下のものがありました。


今日は、講演の後、なんと大学院生さんによるTRIZの実施例が発表されました。お手本のようなきれいな実施プロセスで、しかも概念上の検証までなされていて、これは秀逸でした。

そのあと、発表は続き、コガネイさんからは、TRIZで、これまた、大きな革新をとげた装置の発表が。迫力ある事例でした。
posted by 宮城TRIZ研究会 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | TRIZシンポジウム2009

TRIZシンポジウム2009の発表内容(動画)

本日からTRIZシンポジウム2009が始まります。

宮城からは、最終日である9月12日(13時〜14時)にポスター発表を行います。1回20分を3度ほど。

他にも、私たちよりはるかにレベルの高い優れた創造的な事例が紹介されます。ご興味のある方はぜひおいで下さい。創造的な環境で刺激を受けたいと思う方にとっては、TRIZに不慣れであっても十分な刺激とヒントが得られるでしょう。

 TRIZシンポジウム2009の概要
 http://miyagi-triz.sblo.jp/article/31965783.html




予行練習をかね、発表予定の内容を動画にしてみました。
全部で15分になります。


まず、どのようにして、私たち(宮城のチーム)が、 新製品アイデア会議専用のツールを作っていったのか、という経緯 と ツールの概要を説明します。




そして、被験者(ユーザ)の感想データを分析して
どのような道具になり得たのかを報告します。




最後に、私たちの理念や今後の活動を方向を説明しています。





発表概要は中川先生のサイトのPDF
http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jlinksref/JapanTRIZ-CB/5thTRIZSymp09/jTRIZSymp2009-AbstractsJapan.pdf
の8ページ目に紹介されています。



会場で、石井を見かけたら、ぜひお声掛けください。
ポスターの最終日までいないという方ならば、
「いまここで話して」といっていただければ、
喜んで。

他にも、TRIZ関係なしに、アイデア創出の技術について
ご質問があれば、お気軽にどうぞ。
posted by 宮城TRIZ研究会 at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | TRIZシンポジウム2009

2009年09月07日

9月10日〜12日にTRIZシンポジウム、開催。

今年も、年に一回のTRIZのシンポジウムが開催されます。
埼玉(池袋から急行1時間、武蔵嵐山)で開かれます。
宮城TRIZ研究会も、ポスター発表を行います。

(TRIZで新製品アイデア会議を促進したいチーム向けの
 アイデア会議専用のホワイトボード・ペーパーを
 開発しました、という内容です。12日です。
 会長石井が発表します。)

ご興味のある方は、ぜひおいで下さい。




イベント名
第5回日本TRIZシンポジウム

Mi-TRIZによるキャッチコピー
創造的な技術革新の技法「TRIZ」の活用ヒントが得られます。貴重な企業事例も。

開催日
2009年9月10日(木)〜12日(土)

開催施設名
国立女性教育会館

開催都道府県
埼玉県

ジャンル
開発スキル、技術開発


主催者名
日本TRIZ協会

説明ページURL
http://www.triz-japan.org/

イベント概要、プログラム内容など
 創造的な技術革新の技法「TRIZ」について、広く発表・討論・交流するために、日本TRIZ協会が主催して、第5回日本TRIZシンポジウムを開催いたします。積極的に参加し討論くださいますようお願いいたします。
 第5回TRIZシンポジウムは「新たな創生期に向けて!」のテーマのもと、以下の要領で実施します。

【目的】
・創造的な技術革新の技法「TRIZ」と
その関連分野での発表・討論・交流の場を提供する。
・他

【ねらい】
・TRIZのより深く広い理解を作るとともに、
 企業や大学などにおける実践を推進する。
・他

(日本TRIZ協会より引用・一部加工)


posted by 宮城TRIZ研究会 at 16:43| Comment(0) | TrackBack(0) | TRIZシンポジウム2009

iPhoneアプリが誕生しました

iPhoneアプリが誕生しました。
デジタル版の智慧カードです。

「IdeaPod」

http://app-store.org/jp/?p=45855



英語版も入っていて、
いつでも切り替えて使えます。

posted by 宮城TRIZ研究会 at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 宮城TRIZ研究会のアイテム

2009年09月01日

宮城TRIZ研究会をコアメンバーにて実施しています。

TRIZシンポジウム2009も近付いてきました。

本日は宮城TRIZ研究会のコアメンバーにて
研究会を実施しています。

半年ほど手を入れられていなかった公式サイトの
マイナーリニューアルと、
「取材してきました」コンテンツの更新を
メインに、目下作業中です。

また、この半年間に具体的な形になったものが3つあります。
それらの適切な形での紹介もしたいと思っています。

事例1:アイデア・スイッチ
   (一部にTRIZコンテンツを盛り込んだビジネス書)

事例2:ブレイン・ペーパー02
   (9windowsをベースにした新製品会議専用のホワイトボード)

事例3:IdeaPod
   (KAYACさんと作ったTRIZ発明原理(智慧カード)のiPhoneアプリ)

支援組織としての宮城TRIZ研究会ですが、支援に必要なものを形にして広く必要な人に届けたいと思っています。その辺のフィロソフィーや外部組織との連携(作るには、外部の力が要りますから)の思想などを、午後にまとめます。
posted by 宮城TRIZ研究会 at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | Mi-TRIZ 2009年

2009年08月31日

株式会社アイデア様主催、中川 徹 教授ご指導の、USIT実践トレーニングセミナーに行って参りました。

宮城TRIZ研究会からのお知らせ

宮城TRIZ研究会では「TRIZセミナーに行ってきました」レポートを公開しています。国内におけるTRIZの多面的な発信と情報共有に資する活動となるべく、宮城TRIZ研究会のメンバー、および、一般の方がお書きになれたレポートを、一定の判断基準の下、評価させていただき、宮城TRIZ研究会の責任のもと、公開しております。

今回は、新潟のTRIZに造詣の深い方(M氏)から、レポートを寄せていただきました。







 本内容のPDFファイルは
 ダウンロードはこちらから







【タイトル】

株式会社アイデア様主催、中川 徹 教授ご指導の、USIT実践トレーニングセミナーに行って参りました。

[執筆] 新潟県 研究員M 47歳


【本文】

私のUSIT実戦セミナー参加は2回目なのですが、リーマンショック後初めてのセミナーということで、参加人数は今回少ないものでした。

しかし、ある自治体の研究員の方が参加しておられて、私個人にとっては最高のセミナーになりました。地方自治体レベルの研究機関でも、USIT/TRIZは強力なツールになると言うことが確認できたからです。
良く名前の知られた企業だけでなく、とくに開発担当部署を分けていない企業からも参加者はありますので、たいがいの背景の技術者でUSIT/TRIZは有効なツールであるといえます。

中川 徹教授が講師を務められるセミナーは、2日間で構成されています。
セミナーの最初に日程の説明があった後、このセミナーでの守秘義務について約束をします。それは、実際職場で抱えている問題をセミナーに持ち込む事があるからです。
持ち込み問題がなければ、世間で話題の事項について練習問題にしたりしますが、今回は持ち込み問題があり、それを解くことになりました。

USITは、TRIZのエッセンス、すなわち@問題をシステムとしてとらえ抽象化A理想的解決状態をイメージBいくつかの発明の定石に沿ってアイデアを創出Cアイデアの群れを具体化して解決策にするプロセス
を踏襲する発想法です。

USITの特徴としては、もとのTRIZ、SIT法やASIT法に無い、ロジカルシンキングのプロセスが丁寧に組み込まれていることがあります。そのプロセスは中川教授が改良されていて、きちんとなぞると、それだけで問題が解けてしまうように思えるほど過不足がありません。

セミナーはTRIZ初心者の来講も想定して、USIT/TRIZのイロハから始まりますので、何の基礎知識が無くても受講して困ることはないでしょう。
そのUSITを講義とグループ実習によって身につけ、実際特許になりそうだというアイデアまで出してしまえるのです。

少なくとも私の参加した2回のセミナーで、2回とも「この線で実際やってみます」という声が出ています。参加メンバーは必ずしも特定の研究開発分野だけの人ではないのですが、さすがにすごい、と思える方ばかりで、始めて接したという分野でも多数のアイデアを出されています。
ですから、このUSIT実践セミナーでは、守秘義務についての約束が必要ですし、かつ参加の価値があります。

私は株式会社アイデアさんのUSIT実践セミナーに2回参加しています。
それは、USITという、TRIZを学びやすくした手法でも3回セミナーで学んだ方が、確実に身に付くという中川教授の言葉に沿ったものです。

TRIZを既に実践されている方、自習されている方には、講義の部分が重複した知識になるかも知れないという嫌いは確かにあります。あるいは何回もセミナーに参加する必要はないと思われるかも知れません。しかし、それは様々な背景の受講者が集まる以上、致し方ないでしょう。また、USITの知識そのものが利益を生む訳ではないという言葉もまた、真であると思います。

それでも私には、参加する価値がありました。
私は参加した2回のセミナーで、2回とも異なるテキストをいただいています。中川教授が、いつもUSITの改良を進めておられ、それをテキストに反映されているのです。
不遜な言い方ですがそのテキストから、TRIZを広めて、創造的アイデアをもっと創り出せる日本を
と奮闘される中川教授のお姿が、職場でTRIZを使おう と声を出した自分と重なるように思えました。

USIT実践セミナーでは、講義を除くと8〜10時間ほどのグループ討議で
一つの問題に3つほどの解決策コンセプトを創ります。3〜5人で構成されるグループでは、手法の説明を受けても少し受け取り方に違いがあったりしますので、その確認・まとめに結構時間がかかっていました。慣れれば討議時間は、4〜6時間になるでしょう。

TRIZやろう!と声を上げてもなかなか聞いてもらえないと思う方には、TRIZのエッセンスの中に仲間をさりげなくおいて、解決アイデアまで導くヒントも得られるのではないでしょうか。USITは簡便な分、そのような試みに適していると思います。
実際セミナーに参加された方の中には、皆がTRIZを身につけなくても良いとおっしゃる方もおられました。例えば、TRIZマスターがひとり職場内をブラブラして、問題を解決に導いては去ってゆくと良いとか。
その「ひとり」を育成するには、USITは有効であると思います。

TRIZは膨大で、手法・知識におぼれてしまう、と言う方にもUSITからの実践が有利だと言えます。それは「多くのTRIZ支援ソフトが、どうしてこういう手順を要求するのか?」それがわかるからです。
USITが、ロジカルシンキングのプロセスを組み込んであるというのは、この点に生きてきます。USITのプロセスを基本にして、支援ソフトの動きが見えてきます。

2000年頃と違って、発明支援ソフト(TechOptimizerやGoldfireInnovatorなど)は丁寧に日本語化されています。しかし、直感的に扱うと言うほどの設計にはなってはいないと思います。それだけTRIZは多様な解決ルートを持つと言うことですが、USITセミナーを受けると、TRIZのエッセンスがわかりますから、支援ソフトをより便利に使えることになると思います。

USITはもともと、TRIZのように複雑な問題の解決を扱わない方法とされています。
私はこの特徴を、TRIZ入門者に有利と思いますが、一方でこの特徴をUSITの限界と評される方もおられます。たとえばアイデアが、小さな範囲に限られるという限界です。

またUSITでは、抱える問題を整理してある一つの部分を取り上げますから、実際の製品開発に応用するには力不足と感じるもの一理あるようにみえます。
TRIZホームページにあるように、発泡ノズルだけを改良しても樹脂製造工程全体を最適化は出来ないのじゃないか?それは小さな問題しか解けないUSITの限界だろうというご意見があるわけですね。

しかし、私は限界とは思いません。複雑な問題というのは、TRIZでは9画面法のように整理して捉えることが出来るからです。問題を整理した上で、一点ずつ突破してゆき、突破の連鎖を起こせば良いだけのことです。
それこそTRIZのいうことろの「分離・分割」原理ですね。戦術的擁護では分進合撃・各個撃破です。
畑村洋太郎 東京大学名誉教授の実践されている課題解決法でも、「課題の全体構造を理解していない技術者は非常に多い」と指摘されています。つまり、複雑な問題が解けないというのは、USITという手法の問題ではなく、自分の抱える問題が全体としてどのような構造を持ち、互いに関連しているか認識できたいないことによるのだと、私は考えます。

セミナーに時間の余裕が少しあると、問題の分析がくわしくできます。
休憩時間にでも問題の背景について話をすると、聞いたこともなかった世界がそこにあることには驚かされます。そして、その問題のほんの一端でも解決できるかのような経験が出来ること、それにはかなりの興奮を覚えます。

最近では、日本国内で確立した技術を、海外の工場で使って生産を行う動きが盛んです。
その際、海外技術者を日本の工場に呼び寄せて、研修してもらってはいないでしょうか。
発明的発想も技術なのですから、「発想する現場の雰囲気」を経験することは、自分の組織に発明的発想を導入するため、当然必要なことであるとセミナーに参加して感じました。

[執筆] 新潟県 研究員M 47歳











〜[文責]〜

記載内容に不適切な点等があれば
速やかに修正いたします。
ご指摘ください。

宮城TRIZ研究会
rikie.ishii@gmail.com
posted by 宮城TRIZ研究会 at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | TRIZセミナーレポート2009

2009年06月24日

TRIZ連載〜新しいゴミ箱のアイデア編〜【まとめ】

以前、地元の工業会で連載した記事があります。
「若い主人公がTRIZで工夫発想をしていく」ストーリーです。
今まではどこにもリンクを載せていなかったのですが、
手を入れて「智慧カード(Idea Pop-up Cards)」のサイトの事例のリンク先として、
活用するために整備しました。

下のボタンを押すと、「TRIZ連載 〜新しいゴミ箱のアイデア編〜」へ飛びます。

triz_rensai.jpg


この連載は、智慧カード(TRIZ発明原理)をもとにアイデアを出すというものでした。近い将来に、9画面法で主人公がアイデアを出していく、というものも書いてみたいと思います。
posted by 宮城TRIZ研究会 at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | Mi-TRIZ 2009年

2009年06月10日

TRIZ協会だより Vol.1

TRIZ協会だより、が創刊されました。メルマガなので、WEBサイトには今のところ公開されていないようです。読み応えあるいいメルマガです。受信希望される方はTRIZ協会へ依頼してみてはいかがでしょうか。たぶん、快く配信してくれると思います。

今年のシンポジウムの情報も事前にわかる内容になっていくともいます。技術開発のエッセンスが学びとれるいい機会ですので、ぜひ、シンポジウムへの参加もご検討下さい。
posted by 宮城TRIZ研究会 at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | Mi-TRIZ 2009年

2009年05月22日

TRIZ分科会の実施報告をしました

5月22日。せんだいコーディネータ協議会で、各分科会の報告ほかがありました。

私が幹事を務めたTRIZ分科会(宮城TRIZ研究会と合同開催)について私から報告をいたしました。

TRIZbunkakai_houkoku.zip

報告をまとめてかいてみますと、

5回開催で、地域企業とコーディネータから合計で50名に参加してもらえました。
内容は、アイデア創出の実践です。TRIZを毎回使っています。

なぜ、こうした活動を選定したのかは、以前の地域の技術課題の調査レポートをもとに、こう考えています、ということを、レポートを引用しながらご説明しました。

新製品や新事業の初期的アイデアを創出する活動が必要である。

私たちの調査はそのように結論し、提案しています。

厳しい経済状況だからこそ、付加価値率をあげるには、競争力のある新製品企画をしていく必要があります。量的に稼いで収益を上げるモデルは縮小経済においては相当に難しい道ですから。
posted by 宮城TRIZ研究会 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | Mi-TRIZ 2009年

2009年05月21日

メキシコからの連絡をもらいました

TRIZシンポジウムで発表してきた内容が、英語で紹介されたのをメキシコの方が見て、資料を、とのことでご連絡をいただきました。

英語でのやりとり。
私に書けるのは2行まで。

なので、余計なことを書かずにシンプルに本質だけ。



自分たちのした活動が言葉の壁を越えて海外から興味を持ってももらえたことはうれしいですね。






智慧カードの英語版「Idea Pop-up Cards」も、もちろん、英語圏へのアイテム輸出を考えてのころでしたが、これはいとして英語をとりいれましたので、オーストリアやイスラエルに出荷したのも、あり得ると思っていました。

でも、完全日本語だけで発表した成果を、海外からお問い合わせをいただいた今回は、予想を超えている出来事でした。


実は昨日、今年のTRIZシンポジウムへのエントリーをしました。

余談:TRIZ協会は締め切りを今週月曜日だったを来週中旬に伸ばしています。(まだ、間に合います。このページをご覧の方で、せっかく参加するならポスター発表しませんか?)余談終わり。

エントリーには英語のアブストラクトもあります。英語が苦手なので本当にストレスを感じながら書くのですが、でも、このメキシコの件もあって、英語でできるだけ伝わるような、文章構造をつくろう、という意識がありました。

機械翻訳にかけて英語訳するのですが、日本語を書いたら一度、英語的に文章をなおして、それからかけるようにしました。

主語、動詞、目的語。

この繰り返しの文章だとかなりいい感じにやくしてくれます。すくなくとも私がゼロから英語を発想するよりはよほどましです。

英語ができない人が、英語の人向けに最大限できる努力のあり方として、英語っぽいフォーマットで文章をつづる、ということがあるはずだ、と思いながらエントリーを書く作業をしていました。(文章1)

ちなみに上記の文章を、そういう観点で加工するなら


英語ができない人は機械で翻訳をする。
機械はフォーマルな文体を翻訳するのは得意。
なので、英語の出来ない人の最大の努力は、英語っぽいフォーマットで文章をつづることだ。
私は、そう思った。(文章2)

かな、とおもいます。文章の意図レベルまでいちど
概念におりて、それを再度、短文で再構成しています。



ちなみに、文章1と文章2をエキサイト翻訳にかけて見ますとこうなります。


文書1
Work that the person who was not able to speak English spelt sentences by the format like English as an ideal way of the effort by finishing the maximum for an English person to write the entry while thinking that there would be was done.
(滅茶苦茶です…。まず、一読して、文の構造が分かりません。)


文章2
The person who cannot speak English translates with the machine.
The machine is good at the translation of a formal style.
The maximum effort of the person who cannot speak English is to spell sentences by the format like English.
I thought so.
(非英語圏の人が、こう言ったら、意図はくめるかな、と)




私の開発チームの中に英語に接するように、仕向けてくれる人がいます。私は「え?英語?面倒だなぁ」と内心おもったり(笑)。でもその風に身を置いていることは少なからず影響を受けています。

創造的に英語使用したい
(修得しなくてもいいので使用したい)。
とおもっています。

英語以外の複数の言語を同時に学習してみる、とか
なにか自分の気に入るやりかがが発見できれば、
多分、かなりボタンを押すように、使える気がするんですが、
それが何かはわかりません。

ただ、外国の言葉を使うのは、
認知と発想と知識で構成されていると思います。
知識は500後ぐらいは日本人はあります。
それを組み合わせて再表現できない概念はとても少ないはずです。
であれば、認知力(耳と目)と言語ベース思考を変換する発想力(母国の言語での思考→概念化→外国の言葉での思考)なんだろうなぁと。

実際、IDEOにいって1時間を超えたあたりからは、これをしていました。戻ってくると、認知と発想が急激に、母国語に最適化されてしますのですが。

タイトルとかなり離れた話になってしまいました。
posted by 宮城TRIZ研究会 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | Mi-TRIZ 2009年